人口知能とベーシックインカム【「AIが仕事を奪う」は悪いこと?】

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人工知能(AI)の進化によって、「私たち人間の仕事が奪われる」なんて、言われておりますが、それって悪いことなのでしょうか?

先日、TBS系バラエティ番組「林先生が驚く初耳学」にて、林修先生が、この世の仕事の99%を人工知能に奪われる恐れがあると言ってました。

なんとなく、「人工知能 = 脅威」みたいな印象が、広まっておりますが、私は、「そんなに代わりに働いてくれるなんて、嬉しい!」って思いましたし、「どんどん人工知能が進化して、代わりに働いてくれればいいのに!」って思っています。

だって、人にしかできない仕事を人が行い、機械に任せられることは、すべてを機械に任せるのって、すごく合理的じゃないですか?

生産性も劇的に上がりますし。

ただ、誤解のないように言っておきますが、別に、働きたくないからって、わけじゃないですよ。(笑)

ちなみに、この議論って、オックスフォード大学 マイケルAオズボーン准教授が発表した論文(2013年)が発端みたいですが、野村総合研究所さんにおいても、次のような試算がされています。

日本の労働人口の49%が人工知能やロボット等で代替可能に ~601種の職業ごとに、コンピューター技術による代替確率を試算~ 

現在、人工知能については、様々な議論がされておりますが、未来はどうなるか誰にもわかりません。

ただ、代替率は別にして、「人工知能の進化により、色々な仕事が機械化(自動化)されていく」ということは、はっきり言えそうです。

どんな未来になるのか、「ワクワク」しますよね!?

そして、本題である最初の疑問に戻ります。

「人工知能(AI)の進化によって、私たち人間の仕事が奪われるのは、悪いことなのか?」

今回は、この疑問について、私なりの答えを考えてみました。

それでは、偏ってまいりましょう。

人口知能(AI)の進化と仕事を考える

仕事の本質(仕事って、どういうもの?)

まずは、「仕事」を定義しておきましょう。

私は、仕事とは、「人に喜んでもらえるサービスや物を提供すること」だと思っています。

言い換えれば、困っている人を助けたり、不便を解消したり、苦痛を和らげたり、喜び(快楽)を与えたりすることが、仕事の本質です。

つまり、人の欲求にフォーカスすることが、仕事のスタート地点です。

「こんなサービスや物があったら、みんなが喜んでくれるかな?」と考え、それを仕組化したものが仕事であり、その仕事の意義について、共感した人が集まったのが、組織(会社)だと思います。

つまり、組織(会社)の売上とは、「消費者からのありがとうの総量」です。

人は、そのサービスや物を購入することで、自分の欲求が満たされると思うから、お金を払います。

そして、その合計額が、組織(会社)の売上となります。

組織(会社)の売上が上がったということは、「より多くの人に喜んでいただいた」ということであり、組織(会社)の社会貢献度の向上を意味します。

おっと、少し脱線しましたね。(笑)

人の仕事は、本当になくなるのか?

はっきり、言って、人工知能の進化により、人が行っている仕事はなくなる(少なくなる)と思います。

ただ、なくなるのは、既存の仕事です。

仕事とは、「人に喜んでもらえるサービスや物を提供すること」です。

現在、人が行っている、既存の仕事がなくなっても、人間の欲求がなくならない限り、仕事はなくなりません。

なぜなら、「人の欲求を満たすためのサービス」は、どんどん価値として、仕事化するからです。

そして、時代が変われば、人の価値観も変わります。

当然、価値観が変われば、喜ばれるサービスも変わりますので、常に新しい仕事が、生まれてきます。

結果、広義の意味での仕事はなくなりません。

仕事は、ないといけないのか?

次は、この疑問を考えてみます。

まず、前提として、日本の3大義務の1つ「勤労の義務」については、考えないことにします。

私としては、「仕事がなくなっていく時代なら、仕事をしなくてもいい方法を考えればいいんじゃないの?」って思っています。

「仕事をしないと生活できないでしょ?」という声が聞こえてきそうですが、「生活するために」と考えるなら、仕事をしなくても、お金が稼げれば問題ないと思いませんか?

どうせ、仕事がない時代なら、開き直って、「仕事を探す」から、「お金を稼ぐ方法をつくる」と発想と変え、「仕事がないとお金が貰えない」と考えるのではなく、お金を稼ぐという視点で、「人が喜んでお金を払いたくなるサービス」を提供すればいい。

そして、そのサービスを、仕組化する。

「私には、無理だよ・・・」と思うなら、自分で始めなくてもいい。

仕事のない時代だからこそ、色々な価値(サービス)が生まれてくるはずです。

そのなかで、あなたが共感できるサービスに出会ったなら、そのサービスを一緒に提供すればいい。

まー、結果、それが組織(会社)となり、仕事になっちゃうんですけどね。(笑)

そして、私の出した答えは、

「仕事なんかなくてもいいんじゃないの!?好きなことで、収益化すれば!!」

となりました。

人の仕事がなくなって本当に困るのは、政府(国)なのでは?

林修先生の発言を鵜呑みにすれば、労働人口の99%が、生活保護ということになりますよね。

財源的に不可能でしょうが、そんな国って、ちょっとウケませんか?

だって、それって、超格差社会の到来であり、1%の人間は、もはや神の領域です。

そして、これって、もう完全に「ベーシックインカム」じゃないですか~

政府(国)としても、人の仕事がなくなれば、所得税が減りますし、仕事がなければ、収入が減り、消費が減ります。

消費が減れば、当然、消費税が減ります。

政府(国)としても、税収構造を変える必要があります。

「法人税を上げるのか?」

「人工知能(AI)に税金をかけるのか?」

政府(国)としては、頭を悩ませるでしょうね。

ベーシックインカム

ベーシックインカム

次に、ベーシックインカムについて、考えてみます。

ベーシックインカムとは

全国民に対し、生活するのに最低限必要なお金を無条件で支給する制度で、人工知能等の進化により、人の仕事が機械に置き換えられ、失業者が急増するという予想のもと、先進国を中心に議論されている社会保障制度のこと。

メリット・デメリット

私が考えるメリット・デメリットです。

メリット

  • 働きたい人だけが、働けばいい。(裕福な生活がしたければ働く)
  • 働きたいだけ、働けばいい。
  • 生活が保障されているため、色々なチャレンジができる。
  • ブラック企業が淘汰される。
  • 仕事を楽しめる人だけが働くため、生産性が高い。

デメリット

  • 財源の問題
  • 働かない人が増える(労働力の低下)
    ⇒仕事がなくなっていく時代なら、労働力が減っても問題ない?
  • 超格差社会

財源の問題などにより、実現可能かはわかりませんが、「ベーシックインカム」を導入することにより、新しい価値が生まれやすくなると思います。

生活が保障されることで、チャンレジしやすくなり、起業する人や、自分の好きなことに没頭し、それを収益化する人も増えるでしょう。

人の仕事がなくなる時代に向け、今から、どんどん新しい価値を創造していくために、「ベーシックインカム」という選択肢は、とても、おもしろい制度だと思います。

まとめ

「人工知能(AI)の進化によって、私たち人間の仕事が奪われるのは、悪いことなのか?」

今回のこの問いに対し、

私が出した結論は、「ぜんぜん、悪くない!!」です。

なぜなら、人工知能が進化しても、人の仕事はなくならないからです。

既存の仕事は、すべて機械にお任せし、私たちは、常に新しい価値を創造し続ければいいのです。

人工知能が進化していく、これからの時代、

既存の仕事に対し、自分を当てはめていくという考えを止め、「自分の好きなもので、新しい価値(お金を稼ぐ仕組み)をつくっていく」という発想を持つことが大切かもしれません。

それは、つまり、あなたの「ライフワークを収益化する」ということではないでしょうか。

ちなみに、価値とは、常に、消費者(人)の価値観に左右されます。

人工知能に任せることができる仕事でも、それを消費者(人)が望まないのであれば、価値はありません。

つまり、人工知能に代替されるかどうかは、消費者(人)の価値観が判断基準となります。

人の欲求が世界を進化させてきた、今までのように、これからも、私たちが望むように、世界は変わっていくのだと思います。

どんな未来がやってくるかわかりませんが、自分の人生(世界)をおもしろくするために、「何でも楽しむ姿勢」でいたいものです。

おわりに

現在の日本においては、人工知能の進化より、人口減少の方が、脅威であり、深刻な問題です。

なぜなら、人口減少(人が減る)とは、そのまま「消費者」が減ることを意味するからです。

消費者が減るということは、つまり、「人の欲求という市場規模」が縮小することであり、世の中の「ありがとうの総量」が少なくなるということです。

どんなに価値があり感動するサービスでも、感動する人数が少なければ、感動の全体量は少なくなります。

「日本の市場が縮小しても、世界全体で見れば、人口は増えているじゃないか?」と思うかもしれませんが、日本企業の99%は、中小企業であり、多くの企業は、日本国内を市場にしています。

日本の人口が減るからといって、いきなり世界に飛び出す体力のある会社が、どれだけあるでしょうか?

日本の人口増減をはかる重要な指標である、合計特殊出生率(約1.44)からすると、日本の人口減少を止めることは難しいですが、減少の速度を緩やかにすることはできるはずです。

価値が多様化している世の中で、結婚の価値が下がっていることも大きな要因だと思いますが、「子どもを安心して産める国づくり」が喫緊の課題ではないでしょうか。

ちなみに、人口減少の問題点については、こちらの記事で詳しく書かせていただいております。

日本の人口が減ると何が問題なの?【他人事で済まない大きな課題】

日本の人口はなぜ減っているのか?【人口減少の本質を探る】

また、人工知能の進化と、人口減少の問題は、切り離せない関係であり、人口減少という側面で見れば、人口知能は、労働人口の減少を、補ってくれる救世主かもしれません。

当ブログをお読みいただきありがとうございます。
少しでも、この記事を楽しんでいただけたなら幸いです。

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