オススメの退職時期は!?「賞与をもらって退職」なら月末退職は損かも!?

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「賞与(ボーナス)をもらってから、辞めようかな~」

仕事を辞めるとき、こんな風に考える人って多いと思いますが、せっかく賞与(ボーナス)をもらって退職するなら、月末退職は止めましょう!!

「なぜ?」って、賞与の手取り額が、減っちゃうからです。

社会保険料のルールに、「資格喪失日の属する月の前月まで社会保険料を徴収する」というのがあります。

これは、給料だけでなく、賞与においても同様の取り扱いです。

なお、「健康保険・厚生年金保険」における資格喪失日とは、退職日の翌日です。

つまり、7月31日退職なら8月1日が資格喪失日となり、資格喪失日の前月とは7月ということになります。

よって、この場合の社会保険料は、7月分まで徴収することになります。

ちなみに、7月30日退職なら7月31日が資格喪失日となるため、社会保険料は6月分までしか徴収しないことになります。

もうおわかりですね。

そうです、7月に支給される賞与であれば、月末(7月31日)に在籍していなければ、社会保険料の徴収がされないということです。

よって、賞与支給月に退職するなら、だんぜん月の途中退職がお得ということなんです!

そこで、月末退職と月の途中退職で「どのくらい賞与の手取り額が違うのか」を、試算してみましたので、ご紹介します。

ちなみに、試算については、手計算だと面倒なので、自動計算できるように「エクセルファイル」をつくりました。

簡単に使えるので、ぜひ、使って、試算してみてください。

賞与手取り額 算出表(エクセル)

まずは、賞与の手取り額を自動計算する「エクセルファイル」の紹介です。

様式

こんな感じの表になっています。

賞与手取り額 算出表

賞与手取り額 算出表2

使い方

使い方ですが、

「賞与手取り額 算出表【概算】」の黄色のセルに数字を入力するだけです。

色のついてないセルは、すべて自動計算で表示されます。

それでは、入力を順に説明していきます。

1.条件の入力

賞与計算 入力方法

上から順に入力していきます。

  • 職員の年齢
    ⇒あなたの年齢です。
  • 扶養親族等の数
    ⇒配偶者や子供を扶養している場合は、その人数を入力します。
  • 福利厚生費
    ⇒給与から控除されていれば、その金額を入力します。
  • 給与額(前月支給額)
    ⇒直近の収入を、入力します。

なお、保険料率については、毎年変動がありますので、平成30年4月以降分の「埼玉県」で設定してあります。

住んでいる都道府県の保険料率で計算する場合は、こちらで確認し、健康保険の料率を変更してください。(介護保険・厚生年金保険料率は、全国共通です)

全国健康保険協会「平成30年度保険料額表」

2.賞与額(収入)の入力

賞与計算 入力方法2

赤く囲ってある黄色のセルに、賞与の総支給額を入力します。

入力は、これですべて終了です。

なお、賞与の総支給額は、1回の支給額です。(年間合計額ではありません)

入力が終わると、青く囲ってあるセルに「賞与の手取り額」が自動計算されます。

3.控除される項目(保険料等)を確認

賞与計算 入力方法3

「3の控除の部」はすべて自動で表示されます。

ダウンロード

「賞与手取り額 算出表【概算】」無料ダウンロード

syouyokeisan2018

動作確認は、徹底したつもりですが、利用については、各自の責任でお願いします。

なお、自動計算(数式)を設定するために、いくつかのシートを作成してありますが、青い丸のシートのみ使用してください。

また、今回説明するために、仮の設定が入力されていますので、数字を入れ替えて使用してください。

賞与手取り額自動計算表(シート説明)

月末退職と月の途中退職の賞与額を比較

それでは、自動計算した賞与手取り額を比較していきます。

条件

年齢:40歳

扶養親族:なし

福利厚生費:月額1,000円

給与総支給額:月額304,100円

賞与総支給額:500,000円

賞与手取り額の比較

項  目 月末退職 月の途中退職
総支給額 500,000円 500,000円
課税対象額 424,200円 498,500円
賞与手取り額 398,214円 467,962円

結果は見てのとおり、月の途中退職の方が、69,748円多くもらえます。

なぜ、こうなるかというと「健康保険・介護保険・厚生年金保険料」は、月の途中退職の場合徴収されないため、74,300円が課税対象として増額(手取り額の増加)されます。

それが、「課税対象額 498,500円」ということです。

そして、その「課税対象額 498,500円」に所得税がかかりますので、「3の控除の部」で緑色で囲ってある所得税額が25,986円から30,538円に増額されます。

社会保険料の74,300円と、所得税の増額分4,552円を差し引き、69,748円が賞与手取り額の増額となります。

ね、お得でしょ!?(笑)

まとめ

会社の就業規則等により、「月末まで在籍してない場合は、賞与支給はしない」などとなっていないなら、月の途中での退職をしたほうが、結構な金額の賞与を増やすことができます。

もし、会社と退職日について相談し、円満退職ができるなら、月の途中での退職も検討してみてはいかがでしょうか。

また、退職後の健康保険の加入先とも事前に調整しておいたほうがいいと思います。

なぜなら、7/20に退職したら、7/21から別の健康保険に加入する必要があるからです

なお、退職後の健康保険加入の選択肢は、基本的には3つに分けられます。

  1. 別の会社(転職先)の社会保険に加入する
  2. 家族の扶養に入る
  3. 国民健康保険に加入する

3の国民健康保険は、事前の調整は不要ですが、1・2の場合は、事前に相談しておいた
ほうがいいと思います。(相手のことも考え)

たった何日間のために、国民健康保険に加入するのも面倒ですしね。

それでは最後に、結論を!

「会社を辞めようかな~」と考えていて、退職時期に悩んでいるなら、賞与をもらって、月の途中で退職してください。

賞与(ボーナス)が増えますよ!!(笑)

当ブログをお読みいただきありがとうございます。
少しでも、この記事を楽しんでいただけたなら幸いです。

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