「継続は力なり」って有名な言葉がありますが、継続することってなかなか難しいですよね。
継続するためには、やったこと(読書・勉強など)の成果がすぐに見えることが理想だと思います。
ただ、実際には、その効果はすぐには表れないことがほとんどです。
文化庁が発表している、「平成25年度 国語に関する世論調査」における、「読書についての調査結果」を見ても、年代によりバラつきはありますが、「読書量を増やしたいと思っている人」が、70~80%となっております。
つまり、本をもっと読みたいと思っているのに、実際は読んでいないということになります。
これは、読書の成果が出づらいことで「良いサイクル」が回り始めないからではないでしょうか!?
先日、読ませていただいた書籍にて、「成長に関する理論」が書かれており、私は、激しく納得してしまいました。(笑)
そこで、読書や勉強(学び)を習慣化するために必要な「学びに対するモチベーション」を維持する方法についてご紹介します。
成長は指数関数的に起こる
引用
樺沢紫苑さんの「ムダにならない勉強法」から一部引用させていただきます。
勉強しても、なかなか結果が出ないのが普通です。
さらに勉強しても結果がでない。
物凄く勉強すると、ようやく少し結果が出る。
そして、最後の最後にドカーンと結果が出る。
努力の量と結果は、「正比例」ではなく「指数関数」の関係にあります。
出典:「ムダにならない勉強法」著者:樺沢紫苑 出版社:サンマーク出版
指数関数とは
難しい説明は、抜きにして簡単に説明しますと、
指数関数的とは、「最初は、ゆるい横ばいが続いて最後は、一気に上昇する」
ということです。
具体例としては、勉強、ビジネス、テクノロジーの進歩などが言われるみたいです。
ブログのアクセス数も、指数関数的かもしれませんね。
こんな感じのイメージです。
学びの本質
- 結果が出るまでは、諦めずにコツコツ継続する必要がある。
- 成果が出るまでは、地道な作業が続く。
良いサイクル
「学ぶ ⇒ 成果が出る ⇒ 楽しくなる ⇒ さらに学ぶ ⇒ さらに成果が出る ⇒ もっと楽しくなる」というサイクルです。
反対語
指数関数的成長の反対は、「対数的成長」と言います。
これは、「何かを習得しようとする時、最初の頃はみるみる上達するけど、だんだんその上達の速度は落ちていく」ことです。
具体例としては、スポーツや、ダイエットなどが分かりやすいと思います。
まとめ
私は、「読書の効果も指数関数的に起こる!」と思ってます。
日々、色々なジャンルの本を読み、知識を蓄えることで、情報と情報が繋がりはじめます。
その繋がり始めたところが、「成果が一気に上昇するスタート地点」かもしれません。
ぜひ、本を楽しみながら、気長に指数関数的成長が起こるのを待ってみるのはいかがでしょうか?
成長してないのではなく、一気に上昇するための準備期間なのです。
そう思うと、「学びに対するモチベーション」を維持しやすくなりませんか?
当ブログをお読みいただきありがとうございます。
少しでも、この記事を楽しんでいただけたなら幸いです。
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