「あなたは、どれくらい、家事や育児に参加してますか?」
「奥さんに任せっきりにしていませんか?」
もし、任せっきりにしていると答えた、あなた、家庭環境(夫婦関係)について、こんな風に感じていませんか?
「妻の機嫌が、常に悪く、あたりが強い!」
「妻との会話がなくなった!」
など。
なんか、居心地が悪い・・・
もしかすると、あなたの行動を変えるだけで、改善できるかもしれません。
以前の記事で、女性理解について、何度か書かせていただきましたが、今回は「男性の家事・育児参加」がもたらす、家庭環境(夫婦関係)への大きな効果についてご紹介します。
この視点は、女性理解を深めるための、1つの要素になると思います。
ちなみに、以前の記事(女性理解について)は、こちらをご覧ください。
そして、男性の家事・育児参加は、日本の未来を変えるかもしれません。
それでは、偏ってまいりましょう。
21世紀成年者縦断調査の結果
まず、平成27年に公表された、厚生労働省「第12回 21世紀成年者縦断調査」を参考に、「夫の休日の家事・育児時間別にみた第2子以降の出生の状況」についてみていきます。
夫の家事・育児時間 | 第2子以降の出生の状況 |
全くしない | 11.9% |
2時間未満 | 29.0% |
2時間以上4時間未満 | 56.1% |
4時間以上6時間未満 | 72.1% |
6時間以上 | 80.0% |
夫が、家事・育児に参加する時間が長くなればなるほど、第2子以降の出生率が上がっています。
6歳未満の子供を持つ夫の家事・育児関連時間(1日当たり・国際比較)
次に、どのくらい夫が、家事・育児に参加しているのかをみていきます。
出典:内閣府
日本における、夫の家事・育児関連時間は、1日1時間程度であり、他国(先進国)と比べ、非常に短くなってます。
まとめ
上記のことから、女性が、子どもを産みたいと思う家庭環境(夫婦関係)をつくるには、「男性の家事・育児への参加」が重要だと言えます。
そして、男性が家事・育児へ参加することで、良好な家庭環境(夫婦関係)に繋がっていくのだと思います。
また、この結果から、家事や子育ての負担はとても大きく、妻だけに任せてしまうのは、「過酷過ぎる!」と言えます。
特に、共働きの家庭において、夫が家事・育児に参加しないというのは、妻に過酷な労働を強いている状態です。
そんな家庭は、「ブラック企業ならぬ、ブラック家庭!」かもしれませんね。(笑)
私も大いに反省です・・・
おわりに
現在の日本において、出生率の低下は深刻な問題となっております。
男性が家事・育児に積極的に参加することで、少しづつ出生率も上がっていくかもしれません。
すなわち、「男性の家事・育児への積極的な参加は、日本の未来を変える!!」と言ってもよさそうです。
国の政策でも、男性の育児休業の取得が促進されてますしね。
また、良好な家庭環境(夫婦関係)は、子どもの教育という意味でも効果を期待できます。
だって、子どもにとっても、仲のいいパパとママが、いいじゃないですか。
ちなみに、出生率については、こちらの記事をご覧ください。
当ブログをお読みいただきありがとうございます。
少しでも、この記事を楽しんでいただけたなら幸いです。
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