私は、平成29年6月より、楽天証券さんで、個人型確定拠出年金をスタートさせましたが、始めてたったの3ヶ月で、まさかの口座残高不足により、拠出(引き落とし)できないという大失態をしてしまいました。
発覚は、妻が通帳記帳し、今月分の引き落としがされてないことに気づきました。
すぐに、年確定拠出年金の記録関連業務を行う「JIS&T」のサイトを確認しましたが、何事もなかったかのように、静かな表情・・・
「引き落とせませんでした」的な、案内もなく・・・
ただ、「評価損益推移照会」の画面に、未納手数料64円の表示が・・・
想定していなかった事態に、「こんなとき、どうしたらいいの?」状態です。
いまさら後悔してもしょうがないので、前向きに!そして、いい機会だと思うことにして、色々調べてみました。
この失敗が、お役に立てれば嬉しく思います。(笑)
口座振替日と掛金
まずは、再確認からです。
振替日:毎月26日(どの金融機関でも同じ)
掛金:12,000円/月(私の場合)
口座残高不足で引き落としできなかった場合
再振替や振込による拠出
楽天証券さんのホームページで、確認してみました。
Q:掛金の引き落としができなかった場合はどうなりますか?
A:口座振替日に引落しができない場合、その月の掛金は拠出されなかったという扱いになります。
口座振替日は、ひと月に1回のみで、後日、再振替や振込による掛金の納付はできません。出典:楽天証券iDeco(イデコ)よくあるお問い合わせ
つまり、
拠出できなかった月は、遡っての拠出はできないということです。
その月の拠出のチャンスは、1回のみになります。
この取り扱いは、楽天証券さんだけではなく、確定拠出年金制度において統一のようです。(どの金融機関でも同じ)
手数料(口座管理手数料)
次に、拠出できなかった月の手数料はどうなるのか調べてみました。
通常、毎月かかってくる口座管理手数料は、167円(国民年金基金連合会103円+信託銀行64円)です。
今回、「JIS&T」のサイトで確認したところ、「評価損益推移照会」の画面に、未納手数料64円と表示されていたため、恐らく、信託銀行の手数料64円のみが発生するものと思われます。
これは、運用指図者の手数料(信託銀行64円のみ)と同様の取り扱いです。
ちなみに、拠出できなかった月の「未納手数料」については、次月の振替時にまとめて徴収されるようです。
つまり、当然ですが、拠出できなかった金額は、年末調整にて「小規模企業共済等掛金控除」が受けられないということであり、その上、手数料を取られるということです。
まとめ
- 再振替や振込みよる拠出不可(拠出のチャンスは月1回のみ)
- 拠出されなくても、手数料の徴収あり
- 未納手数料は、次月の振替時にまとめて徴収
おわりに
今回、妻のファインプレーで、すぐに気づきましたが、商品(投信)を選択してから、ほぼ、「ほったらかし」にしていたのが、今回の失敗の原因です。
「気づかずに、何ヶ月も過ぎていたら・・・」と思うと、
ちょっと、ウケますね。(笑)
最低限、毎月の口座残高および拠出確認をしようと思いました。
まー、いい勉強になりました。
ちなみに、楽天証券さんの場合、
引き落としされた掛金は、商品の発注日を迎えてからサイトの画面(JIS&T)に反映されるそうです。
発注日は、掛金引落日から、13営業日後のため、毎月15日ぐらいには、サイトの画面へ反映されますね。
このタイミングで、毎月確認する習慣をつけておくといいかもしれませんね。
今回、完全に自分の責任ですが、「なんて日だ!」と叫びたくなる心境でした。
当ブログをお読みいただきありがとうございます。
少しでも、この記事を楽しんでいただけたなら幸いです。
⇒基礎年金・厚生年金に係る保険料および受給額の試算【何歳まで生きると得なのか?】
コメント
検索ワード未納手数料から飛んできました。
楽天証券のお問い合わせを見ると、
必ず一月分未納表示になるようです。
それとは違うのでしょうか?
スギヤマ さん
コメントありがとうございます。
楽天証券さんは、そういう仕組みなんですね。
勉強になります。
ただ、僕の場合は、最初は引き落としされていましたので・・・
単純に失態だと思います(笑)