結構前から、情報番組などで、「結婚しない女性が増えた」なんて聞くことが増え、色々な市町村で婚活イベントなどが開催されています。
私としては、「国を挙げて、少子化対策に力を入れているのかな!?」って思っています。
また、「生涯未婚率」なんて指標も、厚生労働省から毎年発表されてますね。
この「生涯未婚率」とは、「50歳時点で一度も結婚したことがない人の割合」を示しています。
そこで今回、日本の人口減少に大きな影響がありそうな、生涯未婚率の推移から結婚について考えてみました。
偏りのある、私の主観をお楽しみいただけると幸いです。
生涯未婚率の推移(単位:%)
年 | 男 | 女 |
1985 | 3.9 | 4.3 |
2000 | 12.6 | 5.8 |
2015 | 24.2 | 14.9 |
2025(予想値) | 27.4 | 18.9 |
2035(予想値) | 29.0 | 19.2 |
※詳細は、こちら(厚生労働省 生涯未婚率の推移)をご覧ください。
上記の表を見ると現在でも、男性は、約4人に1人、女性も、約7人に1人は、生涯結婚しないということになります。
20年後に関しては、予想値ではありますが、生涯未婚率はどんどん上昇し、男性の3割、女性の2割は、生涯結婚しない(できない)ということになります。
未婚者(現在結婚していない人)の理由
かなりざっくりと、次の2つに分けてみます。
1.結婚したいけどできない(理由はどうあれ)
私は、基本的に「超前向き人間」なので、「人は出会うべくして出会う」と考えてます。
ですので、結婚したいと思って前向きに活動(婚活)していれば、必ず出会えると信じてます。
ですので「なかなか出会えない人は、次のいずれかに該当するのでは!?」と私は思います。
- 相手に求めるものが大きすぎる。
- 運命的な出会いが、やってくるのをただ待っているだけ。
- 既に出会っているのに、気づいていない(気づけていない)。
- まだ、出会うタイミングではない。
- 考え方が、後ろ向き(ネガティブ)過ぎる。
「幸せ」とは、前からやってくるものだと考えています。
「幸せ」が、後ろから自分に追いかけて来てくれることはありません。
後ろ向きな人は、前から近づいてくる「幸せ」に気づけません!
常に、前向きでいることで、近づいてくる「幸せ」を確実につかめます。
色々なことを楽観的に考え、前向き(ポジティブ)にいきましょう!
2.結婚したくない
恐らく、結婚したくないという人は、結婚することのメリットがない!
もしくは、結婚することで失うものが、結婚をすることで得るものより、大きいと考えているのだと思います。(機会費用が大きい)
結婚に何を求めるかは人それぞれだと思いますが、失うものは、ほぼ同一ではないでしょうか。
私の経験上、自由や自分の時間は、大幅に失います!!(笑)
まとめ
人生の目的を、「幸せになる」と定義すれば、人生の選択肢において、「仕事 or 結婚(出産)」、と取捨選択するものではないと思いますし、すべてを求めることが欲張りだとも思いません。(逆にあたりまえの欲求だと思います)
素晴らしいパートナー(配偶者)と出会い、協力し合いながら、お互いの幸せを尊重することで、自分の望むものすべてを手に入れることもできるかもしれません。
ただ、限られた時間の中で、すべてを手に入れようとすると、必ず何かが中途半端になってしまう部分が出てくる気がします。
20代、30代、40代と、同じ10年という時間ですが、その年代でしかできないこともたくさんあります。
その時期(年代)で、何を優先するかが重要だと思います。
人生の選択肢が増えている現代において、結婚だけが幸せの指標ではありませんが、生涯未婚率の上昇は日本の未来を考えると、少し暗い気がします。
子どもが生まれてこなければ、日本の人口が減少し、経済規模は縮小するでしょう。
そうなれば、国の税収が減り、国民への補償も薄くせざるを得ません。
地方都市も、存続が難しくなるでしょう。
そうなる前(もう、なってる?)に、「結婚や出産する方がメリットが大きくなる」もしくは、「結婚や出産することの機会費用を最小限に抑えられる」ような社会全体での仕組みづくりをしていくことが必要なのかもしれません。
女性が、安心して結婚(出産)し、また気持ちよく復帰できる企業が増えると、生涯未婚率の上昇を抑えられるかもしれませんね。
おわりに
「結婚したくない」という女性が増えると、男性陣は、苦労します。
結婚したいのに、プロポーズのOKがもらえないなど、心労が絶えません。
また、自分からどんどんアプローチする男性も減ってきている気がしますので、足踏みばかりが続きそうです。
ちなみに、自分の息子たちが、成人する頃には、3割の男性が結婚できないことを考えると、我が息子は、「結婚できるのかな?」と不安にもなります。
そして、私は、「将来、孫と出会えるのか?」って・・・
今は、「孫と遊びたい!」という欲求は全くありませんが、自分の両親が孫と遊んでいるのを見ると、「すごく嬉しいんだろうな!」って感じます。
私もいずれそうなるのかも・・・
当ブログをお読みいただきありがとうございます。
少しでも、この記事を楽しんでいただけたなら幸いです。
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