「つわりで辛い」を我慢しないで!妊娠による体調不良は、傷病手当金の対象だよ!

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妊娠中の女性、草原、お腹を抑えてる女性

「つわりがひどくて、吐き気がする・・・」

「気持ちが悪くて、何も食べられない・・・」

「食べると、吐いてしまう・・・」

このような「つわり」の症状に苦しんでいるなら、会社を休んで、傷病手当金をもらいましょう!!

自分が「つわり」で大変なのに、「職場のみんなに迷惑をかけられないから・・・」って、頑張り過ぎちゃう人が多すぎです!!

ぜひ、無理をしないで、休んでください。

というか、休めーーーーーーーーーー!!!(笑)

ちなみに、「なぜ、こんなことを、ド頭から言ってるのか!?」というと・・・

僕は、仕事で職員の社会保険関係の手続きを担当しており、毎年5~6件の妊娠・出産の相談を受けています。

そんな中で、いつも感じるのは「みんな頑張り過ぎだよ!!」ってこと。

僕は、「つわり」の経験はありませんが、どれだけ大変かを知っているつもりです。

なぜなら、我が妻の「つわり」がどうしようもなく、ひどかったからです。

ちなみに、妻の症状はこんな感じでした。

  • 吐き気があり、何も食べられない
  • 毎日、吐いている
  • 1日中、ソファーの上から動けない
  • 産婦人科で点滴を行う
  • 機嫌がすこぶる悪い

人によって、症状の重さに違いはあるんでしょうが、結構、無理して頑張っちゃう職員さんが多いんですよね。

なので、今回、「つわりで辛い」を我慢しないで、気持ちよく仕事を休んでもらえるように、「母性健康管理の制度」と「傷病手当金」について、ご紹介します。

妊娠中の女性職員の健康管理は「事業主の義務」

事業主には、「男女雇用均等法」によって、母性健康管理の措置を適切に講ずることが義務付けられています。

もうちょっと、わかりやすく言うと「事業主は、妊娠中の女性職員の健康を守りなさい!」ってこと。

なので、体調が優れないのに、無理して頑張らなくていいんですよ。

ちなみに、「男女雇用均等法」では、このように規定されています。

読みづらいですね・・・(一応、ポイントを太字にしておきます)

(婚姻、妊娠、出産等を理由とする不利益取扱いの禁止等)

第九条 事業主は、女性労働者が婚姻し、妊娠し、又は出産したことを退職理由として予定する定めをしてはならない。

2 事業主は、女性労働者が婚姻したことを理由として、解雇してはならない。

3 事業主は、その雇用する女性労働者が妊娠したこと、出産したこと、労働基準法(昭和二十二年法律第四十九号)第六十五条第一項の規定による休業を請求し、又は同項若しくは同条第二項の規定による休業をしたことその他の妊娠又は出産に関する事由であつて厚生労働省令で定めるものを理由として、当該女性労働者に対して解雇その他不利益な取扱いをしてはならない。

4 妊娠中の女性労働者及び出産後一年を経過しない女性労働者に対してなされた解雇は、無効とする。ただし、事業主が当該解雇が前項に規定する事由を理由とする解雇でないことを証明したときは、この限りでない。

(妊娠中及び出産後の健康管理に関する措置)

第十二条 事業主は、厚生労働省令で定めるところにより、その雇用する女性労働者が母子保健法(昭和四十年法律第百四十一号)の規定による保健指導又は健康診査を受けるために必要な時間を確保することができるようにしなければならない。

第十三条 事業主は、その雇用する女性労働者が前条の保健指導又は健康診査に基づく指導事項を守ることができるようにするため、勤務時間の変更、勤務の軽減等必要な措置を講じなければならない。

2 厚生労働大臣は、前項の規定に基づき事業主が講ずべき措置に関して、その適切かつ有効な実施を図るために必要な指針(次項において「指針」という。)を定めるものとする。

3 第四条第四項及び第五項の規定は、指針の策定及び変更について準用する。この場合において、同条第四項中「聴くほか、都道府県知事の意見を求める」とあるのは、「聴く」と読み替えるものとする。

出典:厚生労働省「男女雇用均等法」

母性健康管理のための措置は、医師が判断する

妊娠中の女性労働者の健康管理を指導するため、厚生労働省は、「母性健康管理指導事項連絡カード」という書類(様式)を用意しています。

この書類は、医師が「母性健康管理に必要な措置」を、事業主に連絡するための書類です。

そして、事業主は、職員から「母性健康管理指導事項連絡カード」を受取ったら、医師の指導事項を守らなければなりません。

こんなイメージです。(厚生労働省のホームページより引用させていただきます)

母性健康管理指導事項連絡カードの役割(イメージ)

もし、「つわり」などで、体調が優れないなら、まずは、医師に相談してみてください。

医師の判断によって、「勤務時間の短縮」や「自宅療養(休業)」などの指示が出ますので。

母性健康管理指導事項連絡カードの様式

次に、医師が発行する「母性健康管理指導事項連絡カード」の様式です。

【表面】

母性健康管理指導事項連絡カード(表面)

【裏面】

母性健康管理指導事項連絡カード(裏面)

妊娠中に多い体調不良(症状)

「母性健康管理指導事項連絡カード」で見かけることの多い症状を紹介します。(僕の経験上です)

  • つわり
  • 妊娠悪阻(にんしんおそ)
  • 妊婦貧血
  • 切迫流産
  • 切迫早産

この5つの症状が多いです。

つわりの症状がひどくなると、妊娠悪阻となります。

「母性健康管理指導事項連絡カード」では、この赤く囲った項目になります。

母性健康管理指導事項連絡カード(指導事項)

なお、どんな症状であっても、医師の診断によって、仕事を休業することができます。

我慢しないで、医師に相談してみてください。

ちなみに、はっきり言っておきますが、妊娠中の体調不良で休むのは、あなただけじゃありません!!

みんな、結構、休んでます。

だから、安心して休みましょう!!

母性健康管理措置のために仕事を休んだら「傷病手当金」をもらおう

「母性健康管理指導事項連絡カード」を事業主に提出し、仕事を休んだら、「傷病手当金」をもらいましょう。

いくつかの支給条件がありますが、母性健康管理措置のための休業は「傷病手当金」の対象になります。

ちなみに、支給額は「給料の3分の2程度」です。

会社の社会保険担当者に相談し、必ず、手続きしてもらいましょう。

なお、傷病手当金の「支給条件」や「支給額」について詳しく知りたいなら、こちらの記事をご覧ください。

傷病手当金の支給額を自動計算する【無料エクセルファイル】の紹介

まとめ

ここで、妊娠中の女性労働者のための「母性健康管理の制度」と「傷病手当金」について、おさらいしておきます。

  • 妊娠中の女性職員の健康管理は「事業主の義務」
  • 母性健康管理のための措置は、医師が判断する
  • 体調が優れないなら、まず医師に相談しよう
  • 母性健康管理措置のための休業は「傷病手当金」の対象
  • 傷病手当金の支給額は「給料の3分の2程度」

はっきり言って、仕事なんか、いつでもできます。

人生は、長いですから。

なので、今は、職場のみんなに甘えながら、元気な赤ちゃんを産むことを最優先してください。

恩返しは、出産後でもいいでしょ!?

それでは、最後に、あなたの背中をゴリ押しするメッセージを!!

「つわりで辛い」を我慢しないで、仕事を休めーーーーー!!!

ちょっと、くどいかな・・・(笑)

当ブログをお読みいただきありがとうございます。
少しでも、この記事を楽しんでいただけたなら幸いです。

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