先日、僕は、生まれて初めて、車で人をはねました・・・
基本的に、良いことも、悪いことも「いい経験だから」って思うようにしてるんですが、「人をはねる経験」は、しなくていい経験だなってつくづく感じました。
それぐらい、人をはねた時の衝撃と映像が凄まじく、人生において、この上なく気が動転しました。
事故の直後は、「なんとかしなきゃ!?」ばっかりが先行して、気が焦り、警察や保険会社の担当者に、伝えなきゃいけないことが、伝えられない・・・
仕事では、他人の交通事故の対応を散々してきましたが、自分が当事者になると大違いでした。
「あんな状況で、冷静になんかなれるはずがない!!」って感じです。
ほんと、自分の弱さを痛感した瞬間でした。(笑)
そこで、今回は、初めての交通事故(人をはねる)の経験を通して、感じたこと、気づいたことを、まとめておきます。
「2度と、こんな想いはしないし、させないぞ!」という気持ちを忘れることなく、車の運転をするための記録(戒め)として。
それでは、ちょっと、テンション低めで、偏っていきます。(笑)
交通事故の状況「車と自転車」
まずは、僕が経験した交通事故の状況から説明します。
僕は、対面通行の直線道路を、車で走っていました。(スピードは、法定速度です)
そして、「見晴らしが悪く、信号のないT字路の交差点」に差し掛かった時、左からハイスピードの自転車が突っ込んできたのです。
「は!?」と思った瞬間には、僕の車の左前のバンパーに自転車の前輪(カゴ部分)がぶつかり、その反動で、自転車に乗っていた人が、車のフロントガラスに頭からぶつかりました!!
その瞬間、「ドン!!」という衝撃とともに、フロントガラスは大破!!
こんな感じです。
自転車に乗っていた人は、2~3mぐらい前方に吹っ飛びました。
わかりづらいので、図にしておきます。
ぶつかる瞬間の感覚
運転していた僕としては、直線道路を進行していたら、いきなり左前方に「自転車の乗った人が現れた!!」みたいな感覚でした。
そして、
「なんで、人が飛んでくるの?」
「何が、起きたの?」
って感じです。
ただ、そんな状態でも、人がフロントガラスにぶつかる瞬間の映像は、脳裏に鮮明に焼きついていますし、「ドン!!」という衝撃を体が覚えています。
ほんと、「人が、車のフロントガラスに飛び込んでくる映像」は衝撃過ぎましたし、思い出すだけで少し体が震えます・・・
なお、ぶつかって来た自転車ですが、警察による現場検証等の結果からも、車道の真ん中まで膨らんでカーブをしていました。
そりゃー、交わしようもないですし、ぶつかった瞬間に「何が起きたの状態」になるはずです。(笑)
ちなみに、最初に自転車が接触した左前のバンパーは、こんな感じです。
しかも、ボディの歪みのせいか、助手席のドアが開かなくなりました。
つまり、結構な、衝撃だったってことです。
加害者と被害者
日本の法律においては、どんなに相手に非があったとしても、原則、車を運転している人が加害者となります。
よって、今回の事故は、100%僕が加害者です。
なお、警察にも、「あなたが加害者だよ」って念を押されました。
しかも、「どうすれば、今回の事故を防げたと思う?」って聞かれて、
「一時停止しかないと思います。」
って僕が答えたら、
「一時停止までじゃないにしろ、左から飛び出してくるかもしれないって予測して、徐行する必要はあったよね」
って言われました。
僕は、その言葉を聞いた瞬間、
「は!?つーか、そんなことしてたら、すべての道路が徐行になるわ~」って、心でツッコミました!!(笑)
だって、どんなに、こっちが気をつけていても、相手が突っ込んできたら、回避しようがないじゃないですか!?
ただ、現在の法律で、「車と自転車の事故は、すべて車の運転手が悪い!!」って定めてるからって、「車を運転しているお前が、すべて悪い!」って、おかしくないですか!?
現在の法律が、すべて正しいのだとすれば、法改正なんて行われないでしょ!?
常に、改正が行われているってことは、法律なんか不完全なものなんだよ!!
つーか、そもそも人間の作るものに、完璧なんてあるのかよーーーー!!!
おっと、すいません、取り乱しました。(笑)
警察にも立場があるのはわかりますが、さすがに、「もう少し言葉を選んでくれよ!」って思いました・・・
ただ、この事故を経験し、車を運転するってことは、それだけ大きな「リスク」と「責任」を背負うってことなんだと痛烈に感じました。
被害者の状態は?
おそらく、一番気になるところですよね。
僕の車と接触し、2~3m吹っ飛んでいった「自転車を運転していた人」ですが、すぐに救急車を手配し、救急病院に運んでもらいました。
そして、
検査の結果、「すり傷」と「打撲」のみ!!
ほんと、奇跡としか言いようがないです。
ただただ、良かった・・・
もしものことがあったなら、書けてません・・・
交通事故を経験した人が思うこと
「あと、1分だけ、家を出るのが早かったら・・・」
「違う道を通っていれば・・・」
「見聞色の覇気を、もう少し鍛えておけば・・・」
「これって、夢なんじゃないか!?」
交通事故とは、奇跡(偶然の産物)によって引き起こされるものです。
なぜなら、その道を通るのが、たった1分、早くても、遅くても、事故に遭っていないわけですから。
つまり、交通事故とは、最終的に「運が悪かったね・・・」の一言に尽きるってことです。
なので、起きちゃったものを悔やんでもしょうがないですから、「タラレバ」は止めて前向きにいくしかないです。
特に、現実逃避は一番ダメですね!!
おーい、夢じゃないよーーー!!(笑)
誰も得をすることのない「交通事故」
交通事故って、加害者であれ、被害者であれ、どちらも幸せになりません。
だって、事故がなければ、
- 車が壊れることはなかった
- 人がケガをすることはなかった
- 事故対応という無駄な時間を使う必要がなかった
- 事故対応という無駄なエネルギーを使う必要がなかった
- 罰金、免許停止、保険料高騰、車の下取り価格の低下がなかった
ってことですから。
ざっと、考えただけでも、こんなに出ますから、もっと、損失は大きいのかもしれません・・・
よって、お互い事故が起きないよう、
- 飲酒運転
- 運転中のスマホ
- スピードの出し過ぎ
- 信号無視
- 一時停止無視
などの交通違反することなく、安全第一で、車の運転を心がけることが大切です。
ちなみに、「道路交通法」って運転手に罰則を与えるものだと思っていましたが、今回の事故を経験し、
「道路交通法って、車を運転する人を、殺人者にしないためのルールなんだ!!」
って感じました。
つまり、車を運転する僕たちは、「道路交通法」というルールに守られてる側面があるってことなんです。(感謝すべき法律なのかも・・・)
交通事故も最高の学びになる!(大怪我や命に別状がないなら)
交通事故なんて経験はしないほうがいいですが、起きてしまったなら、それを学びに変えないともったいないです。
なので、2度と同じような事故を起こさない(巻き込まれない)ようにすることが大切です。
今回の僕の事故を例にすると、
「極力、細い道路からの合流のない、大きな道路を選ぶ」とか、
「すべての道路を徐行で走行するとか・・・(笑)」
ですかね。
また、自転車に乗っていた相手の場合は、
「ノンストップで交差点に突っ込まない」とか、
「自転車に乗らない・・・(笑)」
などなど。
つまり、良い悪いは抜きにして、経験を次に生かせるよう考えることが大切ってことです。
まとめ
ここで、「初めての交通事故から学んだこと」を、まとめておきます。
- 自動車運転は、大きな「リスク」と「責任」を伴う
- 交通事故は「偶然の産物」
- 加害者も、被害者も損しかしない
- 道路交通法は、自分を守るためのルール
- 交通事故も最高の学びになる!(大怪我や命に別状がないなら)
今回、自転車との事故(人をはねる)を経験して、車を運転するってことは、人を傷つけたり、最悪の場合、命を奪ってしまうというリスクを背負うってことなんだと、痛烈に感じた1日でした。
つまり、車を運転するってことは、「人を殺める加害者に、いつでもなりえる」ってことなんです。
しかも、どんなに自分が安全運転をしていたとしても。
でも、それが、車を運転するってことなんですよね。
ほんと、車って、すっごいリスク・・・
なお、普段、車を運転していると、無理な車線変更をされたり、あおってくる車がいたりと、「イラッ!」とすることがありますけど、事故によってお互いにツライ思いをすることに比べれば、ほんと「どうでもいいこと」だな~って思います。
言い換えれば、「そんな、くだらないプライド争いしても、何のメリットもない!」ってことです。
最後に、
何度も言いますが、ほんと「人をはねる」って、すっごい怖いことなんです!!
人を傷つけるぐらいなら、「プライド」なんか必要ありません。
ぜひ、車を運転するときは、常に「穏やか」を意識してください。
僕も、常に、心がけたいと思います。
「あー、でも、ほんと相手に大きな怪我がなくて良かった~」
当ブログをお読みいただきありがとうございます。
少しでも、この記事を楽しんでいただけたなら幸いです。
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