初めてのキッカーを飛ぶときって、ドキドキ感が半端ないですよね。
「どのくらいのスピードで入れば、ランディングまで届くのか?」
「テーブル落ちしないか?」
「飛び過ぎたりしないか?」
「キッカーの形状は、アップ系、それともライナー系?」
こんな感じで、心配事はつきません!!
そんなとき一番気にして欲しいポイント(心配事)は、アプローチスピードです。
なぜなら、アプローチスピードは、キッカーの飛距離に直結するからです。
わかりやすく言うと、アプローチスピードが、ばっちりなら「オーリーのタイミング」が少しぐらい合わなくても、テーブルに落ちたりすることはなく、ランディングバーンに着地することができるってこと。
つまり、安全ってことなんです。
一般的に、キッカーを飛ぶ時は、できるだけ心配事(行動)を減らして、抜けに集中することが重要です。
よって、一番の心配事であるアプローチスピードを気にせず、キッカーに進入することができれば、トリックの成功確率を上げることができます。
ということで、この記事では、キッカーにおける一番の心配事である「アプローチスピード」を決め方についてご紹介します。
アプローチスピードの確認方法
人から学ぶ
- 仲間に上手い人がいれば、最初に飛んでもらい、チェックしてもらいましょう。
- 1ができない人は、飛んでいる人(知らない人)を見て、どのくらいのスピードで入っているかをチェックします。
- あとは、少し勇気が必要ですが、実際に飛んでる人(知らない人)に聞いてみてください。
結構やさしく教えてくれますよ。
何をチェックするか?
- アプローチのスタート地点
⇒どこから滑り始めているか? - アプローチのターンの回数
⇒キッカーを登り始めるまでに、ターン(エッジの切替)を何回しているか? - 着地位置
⇒ランディングバーンのどの位置で着地しているか?(どのくらい飛んでいるか?)
自分なりのアプローチのスタート地点を決める
上記の方法で、アプローチスピードを確認したら、自分のアプローチの型(ライン取り)に合わせて、スタート地点を決めましょう!
そのスタート地点から、アプローチし、キッカーの手前まで滑ってみて、スピードの確認をします。
そして、自分に問います。
「いけるか?俺?」と!!
ここまで準備したら、実際に、飛んでみましょう。
飛んだ距離によっては、アプローチのスタート地点を微調整し、最終的に決定します。
これをしておくことで、アプローチにおける、無駄なスピード調整が不要になります。
狙ったランディングポイントにピッタリ着地できる、スタート地点を探りましょう!
そして、常にその場所からスタートするようにします。
【関連記事】
ストレートジャンプのライン取りについては、こちらの記事を。
アプローチ位置の調整
何度も飛んでいるうちに、リップの形が変わったり、雪質により、スピードが変わる場合もあります。
「あれ?届かなくなってきたな・・・」って感じたら、アプローチの位置を、少し後ろに調整してください。(ライン取りは変える必要はありません)
逆に、キッカーの整備が行われた場合は、アプローチの位置を少し前にしてください。
これを繰り返すことで、心配することなく、常にランディングバーンに着地できます。
おわりに
2連や3連などの連続キッカーの場合、2つめ以降のキッカーは、スピード調整が必要になりますが、1回ずつ仕切り直すキッカーであれば、この方法を行うことで安心感がぜんぜん違ってきます。
ぜひ、お試しください。
なお、初めてのキッカーを飛ぶ時に、どうしても不安が拭えない場合は、この魔法の言葉を心に念じて自分の背中を押してください。
魔法の言葉:「俺、カッコいい!!」
僕は、数々のキッカーをこの魔法の言葉で飛んできました!
効果は保証します!!(笑)
ただ、本当に不安なら、飛ばずにフリーライディングで滑り込んだ方が良いです。
滑り込むことで、アプローチの速度が怖くなくなりますので。
詳しくは、こちらの記事をご覧ください。
⇒ハイスピードの「フリーライディング」で、飛び(キッカー)のレベルを引き上げる!
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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