スノーボードって、楽して滑ろうと思うと、結構、楽ができるんですよね。
でも、楽しちゃうと、上手くならないんです。
だから、上手くなりたいと思っているなら、「楽しないで、本気で滑らないといけない」ってことなんです。
僕たちに与えられた時間は無限ではありません。
シーズン中、毎日滑れるわけではありませんから。
そこで、この記事では、僕が意識している
「上達するためのフリーライディング時のポイント」
について紹介します。
フリーラン1本1本を意識して滑ることで、劇的に上達します。
ぜひ、試してみてください。
フリーライディングで意識すること(上達するためのポイント)
重要なのは、次の3つです。
- 常に、自分の限界のスピード(止まれる範囲)で滑ること。
- 低い姿勢(膝を曲げ、腰を落とす)を意識し、ボードをしっかり踏む。
- どちらのエッジ(ヒール・トゥ)に乗っているか理解し、オーリーをする。
それでは、1つずつ説明していきます。
限界スピードの引き上げ
常に、自分の限界のスピード(止まれる範囲)で滑ることの目的は、スピードに慣れるためです。
自分のフリーライディングの限界スピードが、10だと仮定すると、10のスピードでオーリーすることはできません。
当然、キッカーへの進入も、10のスピードではできません。
つまり、キッカーに入ったり、オーリーなどのトリックを行うには、スピードの余裕(ゆとり)が必要ってことなんです。
おそらく、個人差があるとは思いますが、オーリーに慣れている人で、7~8ぐらいのスピードでのオーリーが限界ではないでしょうか!?
だからこそ、フリーライディング中は、常に、ハイスピードで滑り、自分の限界スピードを引き上げておくことが、すっごく重要です。
今まで、10のスピードしか出せなかった人が、15のスピードまで出せるようになれば、12ぐらいのスピードでオーリーを行うことができ、キッカーのアプローチスピードを引き上げられます。
また、自分のアプローチスピードが上がれば、キッカーのサイズをステップアップすることができますし、今までやっと飛んでいたキッカーに余裕ができ、新しいトリックにも挑戦できるようになります。
ボードを踏む
僕は、スノーボードって、乗るものではなく、踏むものだと思っています。
ボードを踏むことを意識すると、自然と低い姿勢になります。
楽して滑っている時って、結構、膝が伸びてしまい姿勢が高くなっちゃいます。
膝が伸びている(伸びきっている)状態では、しっかり板は踏めません!
また、フリーライディングのスピードが上がってくると、ボードが「バタバタ」と暴れます!
その暴れる板(ボード)を、抑え込むのにも、ボードを踏む意識は超効果的です。
ちなみに、踏めているかどうかの1つの指標としては、「足が疲れるかどうか」です。
毎日滑り込んでいる人なら、疲れ知らずかもしれませんが、会社員の人で1日本気で滑って、疲れない人はいないと思います。
そうです、踏むと疲れるんです!
ぜひ、1つの指標としてください。
オーリー
キッカーのアプローチを安定させるためには、フリーライディング中のオーリーの練習が非常に効果的です。
ハイスピードでも体が遅れない「安定したオーリー」を手に入れるため、スノーボードにおいて、一番不安定な状態である、フラットを意識し、直滑降(チョッカリ)でのオーリーを練習してください。
そして、慣れてきたら、キッカーでのアプローチをイメージしながら、ヒールエッジ、トゥエッジを使ったオーリーも取り入れてみます。
【関連記事】
オーリーやキッカーへのアプローチについては、こちらの記事をご覧ください。
⇒オーリー【OLLIE】がスノーボードの楽しさを無限大に変える!
⇒ストレートジャンプ(エアー)における【ライン取り】の重要性
まとめ
スノーボードって本気で滑ると、すごい疲れます。
でも、逆に「足が疲れていないということは、踏めていないのでは!?」と僕は不安になります。
だからこそ、スノーボードをする日は、ゲレンデで体力を使い果たすようにしています。
すべてを使い果たし、スノーボードを楽しみつくし、帰宅します。
心は満たされてますが、体が言うこと聞かない状態です。
そうです、まさに廃人です・・・
そんな廃人を癒してくれるのが、
- 温かい家族(?)の受け入れ
- きき湯(入浴剤)
です。
この2つがあれば、「最高の週末」間違いなしです。
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最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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