国産スノーボード工場「小賀坂(オガサカ)」で生産されるスノーボード(板)は、ほぼ「コンベックスソール」を採用しています。
僕も長年、愛用させていただいていますが、乗れば乗るほど、最強だと気づかされます!
いや、ほんとに最強なんです。
ショップの店員さんも含め、誰に聞いても「国産ボードは、良いよねーーーー!」って言われますしね。
ちなみに、なぜ、国産ボードが良いかというと「日本人が日本人のために作っているボード」のため「日本人の体格や日本の雪質に合っている」ということなのだと思います。
そこで、この記事では、最強の国産ボード(オガサカ)に代表される「コンベックスソール」の形状と、その乗り心地についてまとめておきます。
ボード選びの参考にしていただけると嬉しく思います。
コンベックスソール
コンベックスソールとは、ボードのソール面が船底のように膨らんでいるソールです。
これにより、両サイドのエッジが、引っかかりづらく、スムーズにエッジ切り替えが可能になります。
ソール形状
※分かりやすいように、極端に表現しています。
見ていただいたとおり、コンベックスソールとは、雪面に対し両サイド(ヒール・トゥ)のエッジが微妙に浮いています。
この微妙な浮きが、乗り心地を劇的に変えます。
なお、コンベックスとは逆に反っている状態を、コンケーブと呼びます。
コンケーブになってしまっているソールは、あまり良い状態ではありませんので、チューンナップに出すことをオススメします。
乗り心地
乗り心地は、最強です!!(必ず、フラットなソールとの違いに気づくと思います)
エッジの切り替え、キッカーの抜けなど、逆エッジの引っかかりも少なく、すべてがスムーズになります。
また、グラトリ、BOXにも効果を発揮します。
ただ、フラットなソールと比べて、コンベックスソールは、フラットな状態が作りづらいかもしれません。
コンベックスソール採用の主なメーカー
小賀坂自社ブランド
NOVEMBER
僕が愛用している、ノベンバーです。
何度も言いますが、最強です。
なお、フリースタイル系ボードが多い印象です。
SCOOTER
ノベンバーと同じく、オガサカの自社ブランドです。
ノベンバーよりも、幅広い層をターゲットにしてる印象で、ビギナーにもオススメです。
OGASAKA SNOWBOARDS
こちらもオガサカ直営の自社ブランドです。
名前がそのままなんで、わかりやすいですね。
ノベンバーに比べ、フリーランやカーヴィングをメインにしている印象です。(トリック重視ではない)
OEM(メーカーからの依頼により小賀坂工場にて製作)
011 ARTISTIC
グラトリ好きなら、このメーカーしかないでしょう!
僕が乗った印象としては、柔らかめのボードでありながら、しっかり反発する印象です。(モデルにより違いがあると思いますが)
RICE28
20年以上の歴史を誇る国産スノーボードです。
ここのボードも乗りやすいです。
なお、こちらの記事で試乗レポートしてます。
⇒女性にもオススメ!国産スノーボード「RICE28 RT9」が乗りやすい!
まとめ
コンベックスソールは、とてもメリットの多い技術だと思うのですが、採用しているメーカーは少ない気がします。
僕は、コンベックス大好き人間なので、おそらく、コンベックス以外のボードは購入しないと思います。
ただ、個人の好みもありますので、一度、試乗していただくことをオススメします。
ちなみに、コンベックスソールのボードを「チューンナップ」に出す時には、注意してください。
理由としては、
「コンベックスソールは、船底のように中央が膨らんでいるため、通常のチューンナップに出してしまうと、せっかくのコンベックスソールが削られてしまい、フラットソールになってしまう可能性がある」
からです。
ですので、事前にお店に相談し、コンベックスソール対応のチューンナップが可能かどうか、確認したほうがいいです。
高いお金を出して、ボードをチューンナップしたのに「ソールが、フラットに・・・」なんて、ぜんぜん、笑えませんから。
【関連記事】
「国産ボードが、なぜ、最強なのか?」については、こちらの記事ですべてを書いています。
⇒国産スノーボード「ノベンバーアーティスト」に私が乗り続ける理由
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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