この記事では、腕に自信があるスノーボーダーに、ぜひとも乗ってみてほしい、
セパレートスノーボード「NICO(ニコ)」
を紹介します。
はっきり言って、こいつ、スゲーーーームズイっす!!
ちなみに、自慢でも何でもないんですが、僕は、
- スノーボード暦15年以上
- 毎年30~40日滑走
- 10m以上のキッカーだって笑顔で飛ぶ
- 一応、スピントリックだって打つ
- そこそこの「太もも筋肉(足筋あり)」
って、男です。
そりゃー、多少なりとも、スノーボードに自信を持っています。
なので、「NICO(ニコ)」に乗る前は、
「いくら2つに分かれているとは言え、結局は、スノーボードなんだろ!?」
って思っていました。(ちょっと、調子乗ってます)
でも、「NICO(ニコ)」に乗った途端、その自信は跡形もなく崩れ落ちました・・・
なお、始めて乗ったとき、
- ちょっと、調子に乗っていた自分が恥ずかしい
- ボードがぜんぜん踏めていない
- 体力(筋力)がぜんぜんない
って思い、凹みまくりました・・・
でもね、こやつ、ハンパなくムズイんすよ。
難易度としては、拷問レベル!!
(言い訳です・・・)
そんなことで、過去の調子に乗ってた自分に、
- NICO(ニコ)に乗らずに、スノーボードを語るんじゃねーよ!!
- 調子に乗ってないで、謙虚に学べ(精進しろ)!!
- トレーニングが足りないんじゃないか、体力がもたないのは!?
という戒めの意味を込め、「はじめてのセパレートスノーボード(ニコ)」についてまとめておきます。
もし、あなたが、スノーボードで調子に乗り始めている、もしくは、少しマンネリ化しているなら、ぜひ「セパレートスノーボードNICO(ニコ)」を試してください。
あまりの難しさに、「謙虚に学ぶ気持ちと、スノーボードを始めた頃の熱すぎる想い」がよみがえってくるかもしれませんよ。(笑)
「NICO(ニコ)」って、どんなスノーボード?
「NICO(ニコ)」は、スノーボードを真ん中で2つに割ったようなデザインで、2枚で1セットのスノーボードです。
前から見ると、普通のスノーボードに見えますね。(笑)
NICO(ニコ)は、スノーボードのビンディングを取り付けて滑ります。
両足に1枚ずつボードを履くため、両足の可動域がめっちゃ広いです。
セパレートスノーボード「NICO(ニコ)」の特徴
普通のスノーボードと違い、両足が固定されているわけではないため、ボードを履いたまま、普通に歩けます。
また、リフトに乗るときに、いちいち、片方のビンディングを外す必要がありません。
セパレートスノーボード「NICO(ニコ)」の滑り方
「NICOラー(ニコラー)」の友人をモデルに、滑り方を紹介します。
基本は、スノーボードと一緒です。
しっかりボードを踏み、滑り始めます。
後ろ足を、ズラしての「フロントサイドターン」
後ろ足をズラしての「バックサイドターン」
両足を揃えての「フロントサイドターン」
普通のスノーボードに見えます。
両足を揃えての「バックサイドターン」
止まる時は、スノーボードと同じです。(しっかりエッジを踏み込みます)
こんな風に、「NICOラー(ニコラー)」の友人は、1日中、NICO(ニコ)で遊びます。
「スイスイ」と滑って、簡単そうでしょ!?(笑)
セパレートスノーボード「NICO(ニコ)」は何が難しいのか?
おそらく、「NICO(ニコ)」の難しさは、乗った人にしかわからないと思います。
見てるだけだと、簡単そうに感じますし。
なので言葉で伝えても、ほぼ信じてもらえないと思いますが、がんばって伝えてみます・・・
NICO(ニコ)はしっかり踏まないと、ボードが離れてしまう!
はじめて、NICO(ニコ)に乗ったとき痛烈に感じたのは、両足ともしっかりボードを踏み込まないと、ボードがブレまくるってことです。
なので、急斜面の滑走はかなりつらく、太ももの筋肉を根こそぎ破壊します!!(接地面が少ないのが原因だと思いますが・・・)
ちょっと気を抜くと、後ろ足がどんどん離れてしまう
これは、1つめの「しっかり踏む」と近いんですが、足が疲れてきたときなど、ちょっと気を抜くだけで、後ろ足のボードが、どんどん離れていきます。
これは、ボードと雪面の摩擦が原因だと思います。(後ろ足が引っ張られる感じです)
ターンが安定しない
有効エッジが短いため、普通のスノーボードと比べると、かなり不安定です。
また、その分、おもいっきり踏み込むので、体力の消耗が凄まじいです・・・
はじめてのセパレートスノーボード「NICO(ニコ)」
僕の場合は、こんな感じでした。
はじめてスノーボードをやったときのような、この不安定感!!
そう、まるで生まれたての小鹿のようです。(笑)
必死に「ボード」を踏みますが、こんな感じで超ワイドスタンスに!!
当然、最終的に、こうなります。
見てください、この強烈な「フロントサイドターン」を!!
もはや、ターンなのかさえもわかりません・・・
当然、こうなります。
セパレートスノーボード「NICO(ニコ)」は、疲れがハンパねー!!
「NICO(ニコ)」は、両足の筋肉を限界まで「いじめてくれる」ため、たった1本滑っただけで、こうなります。
ハデハデな友人の「NICO(ニコ)」デビュー戦です。
1本目から倒れこむほどの凄まじい疲れ。(転倒も多いですからね・・・)
はっきり言って、1日中、スノーボードするよりもダメージがでかいです!!(笑)
セパレートスノーボード「NICO(ニコ)」の値段
普通のスノーボードに比べて、「NICO(ニコ)」は安いです。
なので、みんなで割り勘し、使い回して遊んでみてください。
最高におもしろいはず!!(いろんな意味で・・・)
「NICO(ニコ)」の定価:25,920円(税込)
まとめ
セパレートスノーボード「NICO(ニコ)」に乗ってみると、普段のスノーボードで、どれだけ楽して滑っているかを痛感すると思います。
だって、普通のスノーボードなら、ぜんぜん踏まなくたって「ターン」できますし、両足が固定されていることで、後ろ足が離れていってしまうことがないからです。
そう思うと、
「普段は楽して滑っている」ってことに気づけるだけでも、「NICO(ニコ)」に乗ってみる価値は十分ある
と思います。
ぜひ、スノーボードをもっと楽しむためにも、「NICO(ニコ)」を試してみてください。
ほんと、いろんな意味でオススメなんで。
なお、試したことはありませんが、「NICO(ニコ)」でパウダーを滑るのは危険なのでやめましょう。
場合によっては、春(雪どけ)まで出てこれなくなるかもしませんので。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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コメント
初めまして。
私も昨シーズンNICOデビューしたので、共感しながら読みました。
唐突ですけど、ビンディングの角度ってどうしてますか?
何度も試行錯誤したものの、「これだ!」という角度は分からず、私は両足共に0度に落ち着きました。
もしおススメがあったら教えてください。
なともさん
ブログをお読みいただきありがとうございます。
また、コメントまで!!
感謝です。
ビンディングの角度についてですが、友人が取り付けした角度で遊んでいるだけなので
全くお役に立てません・・・
すみません。
ちなみに、ブログで紹介している「NICO」ですが、前12・後-12のセッティングです。
ただ、個人的には、後ろ足は、あまり角度を入れないほうが「しっかり踏めるかな~」って感じてます。