この記事では、スノーボードウェアを選ぶときの1つの要素「機能性」の中から、
耐水圧
について紹介しています。
ウェア選びで悩んでいる人に、読んでいただけると嬉しいです。
スノーボードウェア選びで、「耐水圧」を気にする必要はない
10年以上に渡る、僕のスノーボード経験からたどりついた結論は、これです。
「ウェア選びで、耐水圧を気にする必要なし」
それでは、「なぜ、耐水圧を気にする必要がないのか?」について紹介していきます。
耐水圧「10,000mm」ってどういう意味?
まずは、耐水圧の説明からです。
耐水圧とは、
「外からの雪や雨(水)を、どのくらい通さないか?」
表した数値です。
単位は、「mm」で表され、数値が高くなるほど、高機能となります。
ただ、耐水圧「10,000mm」って聞いて、
- どのくらい水を通さないのか?
- どのくらい高機能なのか?
が、ぜんぜんわからないくないですか?(僕もぜんぜん意味不明でした・・・)
なので、わかりやすく図にしてみます。
耐水圧とは、ウェア生地の上に1cm真四角の柱を立て、水を入れていき、何mmまで水を通さないか(水圧に耐えられるか)という数値です。
つまり、耐水圧「10,000mm」とは、この柱に「10m」まで水を入れても水を通さない生地ってことになります。
結構、強烈ですよね。
ちなみに、
- 傘の耐水圧 250~500mm
- レインウェアの耐水圧 2,000mm以上
って感じです。
耐水圧のない「スノーボードウェア」はない
僕が色々なウェアを見てきた限りでは、どんなに耐水圧が低くても「5,000mm」はあります。
「5,000mm」ってことは、1cm真四角の柱に「5m」まで水を入れることができるってことです。
十分だと思いませんか?
さらに言えば、そもそも、ゲレンデは、雨じゃなくて雪だし・・・
ちなみに、
「春雪(シャバ雪)で、濡れちゃうのが、いやなんだよ~」
という人がいますが、
春雪(シャバ雪)の場合は、どんなに耐水圧のあるウェアでも濡れます!!
だって、春雪ってことは、暖かいってことですよね!?
だとすると、汗を、めっちゃかくじゃないですか~
たとえ、外からの水分をシャットアウトできても、内側からの水分が凄ければ、結果は同じになります。
なので、春雪(シャバ雪)で遊ぶときは、
「多少は、濡れちゃうよね~」
と諦めてください。
耐水圧の高いウェアは、高機能なため高額になる
一般的に、耐水圧の高いウェアは、高機能なため高額です。
耐水圧の王様である、「ゴアテックス」のウェアなんて、5万円以上があたりまえですし。
はっきり言って、日本のゲレンデ(スキー場)で遊ぶのに、そんな高機能なウェア必要ありません。
バックカントリーで遊ぶなら、話は別ですが・・・
なので、必要以上の機能に、お金を払うのはもったいないです。
スノーボードウェアのデザインは、長くても、数年で飽きる
スノーボード好きの、あなたになら、この気持ちわかってもらえるはず。
「スノーボードウェアは、毎年、買い替えたい!!」
スノーボードのウェアって、毎年、新作が発売されるので、新しいのが欲しくなっちゃうんですよね~
なので、耐水圧にこだわって、高級ウェアを何シーズンも使うより、気に入ったデザインのものを、2~3年ごとに買い替えるほうが、テンションが上がります。
また、スノーボードは、転倒の多い、激しいスポーツです。
転倒を重ねれば、ウェアは劣化しますし、耐水圧だって落ちます。
高級ウェアだって、これは同じです。
「5シーズン目の高級ウェア」より、「新品の耐水圧5,000mmのウェア」のほうが高機能だと、僕は思います。
僕も、耐水圧にこだわって、ウェアを選んでいた
スノーボードを始めた頃は、僕も、耐水圧をかなり気にしていました。
今思えば、耐水圧の意味さえ知らずに、
「耐水圧は、最低10,000mmはないとな~」
って、知ったかぶりしていただけでした。(笑)
でも、あるとき、どうしても欲しいウェアの耐水圧が、「5,000mm」しかなかったんです。
すっごく悩んだんですけど、どうしても欲しいデザインだったんで、
「かっこよければ、濡れてもいいやー」
って思って、買ってみたんです。
で、使ってみた結果、今まで着てきたウェアと、全く変わらなかったんです。
結果、
「スノーボードウェアを選ぶときに、耐水圧を気にする必要はない!」
という結論に落ち着きました。
ちなみに、現在使用しているウェアは、上下とも、耐水圧「5,000mm」です。
ぜんぜん、困ったことはありません。
僕が、スノーボードウェアの機能性でこだわるところ
現在、スノーボードウェアの機能で、僕がこだわっているポイントを紹介します。
【ジャケット】
- ポケットの多さ
- パスケース(リフト券)入れの有無
- リストゲーターの有無
- チャックのスムーズさ
- アゴ部分の素材が優しいかどうか
【パンツ】
- カーゴパンツ(ポケットが多いから)
- ウエストゲーター(腰パンするから)
ウェアを買うときは、これらのポイントを気にしています。
スノーボードの快適さが、ぜんぜん違っちゃいますので。
1つに絞るなら?
と言われれば、ジャケットの「アゴ部分の素材が優しいかどうか」を選びますね~(笑)
ほんと僕的には、耐水圧は、どうでもいいんです。
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まとめ
ここで、「スノーボードウェアの耐水圧」について、まとめておきます。
- 耐水圧とは、そのウェアの生地が、何mmまで水を通さないか(水圧に耐えられるか)という数値
- スノーボードウェアなら、どんなに耐水圧が低くても「5,000mm」はある
- 必要以上の機能に、お金を払う必要はない
- 「5シーズン目の高級ウェア」より「新品の耐水圧5,000mmのウェア」のほうが高機能
- ウェアの快適さは、耐水圧じゃ測れない
以上のことから、
「スノーボードウェア選びで、耐水圧を気にする必要はない」
となります。
なので、スノーボードウェアは、「デザイン」と「サイズ感」重視で、気に入ったウェアを買いましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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