僕は、スノーボードが大好きで、15年以上、山(スキー場)へ通ってきました。
その15年という年月の中で、スノーボードのトリックは劇的に変わりました。
難易度もさることながら、流行や理論まで、さまざまです。
スピントリックの抜け方(トゥ or ヒール)や、高回転トリック、縦回転と横回転の合わせ技など、大会や動画の中で、プロのライダーさんが「放ったトリック」によって、スノーボードの流行や、トリックの難易度を急激に変えて(引き上げて)しまう影響力があります。
たとえば、ストレートジャンプにおける、
「ダブルバックフリップ」
「フロントサイドダブルコーク1080」
「ダブルヒールロデオ1080」
「横回転から縦回転を入れるバックサイド1080(バックサイドダブルコーク1080と呼んでいいのか・・・)」
ハーフパイプにおける、
「フロントサイドダブルコーク1080」
「キャブダブルコーク1080」
などです。
これらのトリックを初めて見たときは、「はっ?意味がわからん!?」となり、かなりの衝撃を受けました。
また、これらのトリックが放たれた後から、急激に、スノーボードトリックにおける「超・高難易度時代」が始まりました。
つまり、そのぐらい、「プロライダーさんが放つ新トリック」は、スノーボードの流行を一気に変えてしまうほどの影響力を持ちます。
そんな中で、僕が思う、「日本のスノーボードの流行を一気に変えた動画」をご紹介します。
スノーボードトリック ドルフィンターンとリバースターンにはまってるよ 竜王シルブプレシーズン2 VOL7
(2014/12/31 に公開)
動画の見所
出演ライダー「谷口尊人」さんの紹介
谷口尊人さんは、プロスノーボーダーであり、「SLIDE LINE(スライドライン) スノーボードショップ」のオーナーさんです。
以前、毎年開催されていた、スノーボードのストレートジャンプ大会「トヨタビックエアー」において、オリジナルトリック「マサカリ」で、3位入賞などの経験がある、結構ヤバイ人です。(笑)
谷口尊人さんについては、こちらのホームページをご覧ください。
ちなみに、「マサカリ」とは、「スイッチロデオメソッド(540)」で、「CAB540メソッド」の超軸ズレって感じでしょうか。
当時は、ヒール抜きが主流の時代で、トゥ抜きのオープンスピンはあまり見かけなかった気がします。
だからこそ、かなり衝撃的でした!!
リバースターン
動画の中で、随所に出てくるこのトリック(リバースターン)ですが、初めて見たときは、逆再生でもしているのかと思うほどの衝撃で、どうなっているのか、理解ができなかったほどです。
また、「キレッキレのカーヴィングターン」との相乗効果でしょうか!?
カッコよさが、想像を超えていました!
プロライダーさんが、ゲレンデで遊ぶと、こんなにもカッコいいんですね!!
ボードさばき
やたらと動きが軽く、ボードが「ふにゃふにゃ」に見えます。
恐らく、しっかり踏んでいるんだと思いますが、軽く遊んでいるようにしか見えません。
僕は、スノーボードがうまい人ほど、「すべての動きが軽く見える」と思っています。
この動画は、その最たるものだと思います。
おわりに
僕は、フリーライディングの遊びの幅が「リバースターン」によって、一気に広がったと思っております。
また、この動画が公開されてから、リバースターンを練習している人をゲレンデでかなり見かけました。
そういう意味でも、日本のスノーボードシーンにおいて、谷口尊人さんのこの動画は大きな影響力を発揮したと思います。
まだ、あなたが、この動画を見てないようでしたら、ご覧いただくことをオススメします。
ちなみに、この動画が公開されてから、何シーズンが経過しますが、僕は、まだ見させていただいております。(笑)
時が過ぎても、全く色褪せないですね。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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