あなたは、今、こんな風に悩んでいませんか?
「キッカーの抜けが、安定しない」
「空中でのバランスが悪い」
「ランディングで、しっかり立てない」
この記事では、こんな風に悩んでいる人に、ぜひ、試して欲しい「ビンディングのセッティング」についてご紹介します。
もしかすると、劇的にバランスが良くなり、キッカーでの安定感が増すかもしれませんよ。
「ワイドスタンス」は、飛びのレベルを引き上げる
まず、結論からです。
キッカーメインで遊ぶなら、スタンス幅は「ワイドスタンス」1択です。
で、「ワイドスタンスって、どのくらいのスタンス幅なの?」という質問への回答としては、
「使っているボードの最大値」
と僕は答えています。
たとえば、僕の場合「ノベンバーアーティスト 152cm」のボードに乗っているので、スタンス幅の最大値は、60cmになります。
ただ、選ぶボードによって「スタンス幅の最大値」は変わってしまうので、あくまでも目安です。
ちなみに、個人的感覚ではありますが、スタンス幅を数値で示すと、
男性:58~62cm
女性:50~54cm
って感じです。
「スタンス幅」は気にしない人が多いけど、すっごく重要なセッティングだよ
僕の回りでもそうなんですが、みんな「スタンス角度(アングル)」のことは気にするのに、「スタンス幅」のことは気にしないんですよね~
だから、
「スタンス幅って何cmにしているの?」
って聞いても、
「わからない、何cmなんだろうね~」
みたいな人が多い。
確かに、スタンス角度(アングル)は重要ですが、それと同じぐらい「スタンス幅」も滑りに与える影響は大きいんですけどね・・・
なので、「スタンス幅」を気にしたことない人ほど、「スタンス幅」にこだわってみてください。
たった「2cm」スタンス幅を広げただけで、オーリーのタイミングや、ターンの切れが変わったりします。
なお、ビンディングのセッティング方法については、こちらの記事をご覧ください。
⇒滑りを変える!ビンディング(スノボ)の正しいセッティングのしかた
「ワイドスタンス」のメリット・デメリット
メリット
- スタンスを広げることで、重心が自然と下がるため、アプローチ(キッカー)の安定性が増す
- 空中でのバランスがいい(リカバリーもしやすい)
- ランディング(着地)でしっかり踏ん張れる
- ボードが引き上げやすく、グラブがしやすい
- オーリーしたときのテールの反発が、クイックで気持ちいい(個人的に好き)
デメリット
- 太ももが、超絶疲れる
- ターンで「エッジ」がズレやすい
- パウダーで、ノーズが刺さる
まとめ
スノーボードって、色々な「滑りのスタイル」があります。
たとえば、
- パーク
- パウダー
- カーヴィング
- グラトリ
などなど。
これらすべてのジャンルにおいて、ボード1本で最高のパフォーマンスを発揮することは不可能です。
パウダーには、パウダー用のボードとセッティングがありますし、カーヴィングには、カーヴィング向けのボードやセッティングがあります。
ただ、ジャンルごとにボードを変えていたら、ボードが何本あっても足りません。
だからこそ、自分がメインとするジャンル(スタイル)に対し、最高のパフォーマンスを発揮できるセッティングにすることが大切だと思います。
ぜひ、僕と同じように「キッカー」メインで遊ぶなら、ワイドスタンスを試してみてください。
僕は、ワイドスタンスにしてから、キッカーでの安定感がかなり増しましたよ。
その分、パウダーが超滑りづらいですが・・・(笑)
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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