先日、友人が所有する、BATALEON(バタレオン)の板に、がっつり乗らせていただく機会がありましたので、試乗レポートさせていただきます。
僕は、コンベックス大好き男で、NOVEMBER ARTISTE(ノベンバーアーティスト)以外の板は、乗らない(購入しない)と決めています。
そのぐらい、NOVEMBERの板に、信頼を置いています。
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「なぜ、ノベンバーアーティストなのか?」については、こちらの記事で、想いのすべてを出しきっていますので、ご覧ください。
また、「コンベックスって何?」というあなたには、こちらの記事がオススメです。
そんな、コンベックス大好きの僕が、最近、非常に気になっているボードが、BATALEON(バタレオン)なんです。
つまり、軽い浮気です・・・(笑)
バタレオンの板は、3BT(トリプルベーステクノロジー)という、ソール形状です。
ちなみに、3BTとは、簡単に説明するとこんな感じです。
- 両足の間(バンディング間)は、フラットなソール
- ノーズとテールの中心部分は、フラットなソール
- ノーズとテールの両エッジ(トゥ・ヒール)側が、少し浮いているソール
詳しくは、バタレオン公式サイトをご覧ください。
つまり、「少し形状は違うけど、コンベックスに近い乗り心地かな!?」という想いから、乗ってみたいという好奇心が溢れてしまったのです・・・
そして、ついに、この想いが実現したということです。
ちょっと、前置きが長くなりましたが、この記事では、ノベンバーアーティスト(コンベックス)とバタレオン(3BT)を乗り比べて感じたすべてを、ここにまとめておきます。
ボード選びの1つの材料にしていただけると嬉しく思います。
試乗ボード「BATALEON EVIL TWIN」
試乗させてもらったボードは、「バタレオン エビルツイン(少し前のモデル)」です。
【トップシート】
【ソール】
このボードは、バタレオンの代表的なモデル(フリースタイル系)です。
ちなみに、メーカー説明では、このようになっています。
Evil Twin以上に幅広いライディングを可能してくれるフリースタイル・パークボードは存在しないでしょう。だからこそEvil Twinは最も長くラインアップに残ってきたのです。3BT™に新しくSideKick™ Tipsを搭載することでこのレジェンドボードが一新しました。迷ったらこのボード。間違いありません。
出典:バタレオン公式サイト
つまり、このボードに乗っておけば、バタレオンの板の特徴は、だいだい把握できるってことになります。
ちなみに、バタレオンの生産工場は、オーストリアの「MOTHERSHIP(CAPITA の工場)」ですので、品質について、心配する必要はありません。
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乗って(滑って)みて感じたこと
「NOVEMBER ARTISTE(ノベンバーアーティスト)との比較において」という視点で、書いています。
ターン
- ロングターンについては、エッジの切り替えや、カーヴィングでのエッジの抜け、ズレについて、不安に感じることはありませんでした。
- ショートターンについては、エッジの切り替え時に、少し滑らかさ(スムーズさ)に欠け、力を使う感じがしました。
ボード硬さ・軽さ
- ノベンバーアーティストと比べ、少し硬いです。
- 軽さについては、ビンディングの重さもあるので、一概には言えませんが、違いを感じることはありませんでした。
直滑降(ちょっかり)
- 「3BTって、ボードをフラットにしたときに、安定するの?」って、不安に感じる方が多いと思いますが、全く不安はありませんでした。
- ノーズとテールのエッジ側が、少し浮いているので、無駄なエッジがかかったり、エッジが引っ掛かったりすることもなく、乗りやすかったです。
オーリー
- はっきり言って、オーリーはしやすいです。
- 恐らく、テール(ノーズ)を弾くときの、エッジの引っ掛かりが、少ないためだと思います。
- 反発は、ノベンバーアーティストに比べ、クイックな印象です。
スピン後の着地に対するドライブ
- グラトリでのスピンしか試しておりませんが、着地後のドライブについては、不安に感じることはありませんでした。
- しっかりエッジングすることで、「ピタ!」と止まります。
逆エッジ
- 逆エッジについて、軽減できると思います。
- 何度がドライブさせてみましたが、ノーズとテールのエッジが浮いていることで、エッジの引っ掛かりが少ないと感じたためです。
- 「初級者にもいいかも!?」って感じです。
まとめ
ここで、「バタレオン エビルツイン」と「ノベンバー アーティスト」の乗り心地の違いをまとめておきます。
- ショートターンのエッジの切り替えにおいて、滑らかさ(スムーズさ)に欠ける
- オーリーは、スムーズで、クイックに反発する
- 少し硬い
もともと、コンベックスソールが大好きということもあってか、3BTという形状については、違和感や不安感は感じませんでした。
今回は、パークのないゲレンデだったため、キッカーやBOXについては試しておりませんが、JIB用ボードという位置づけではなく、カーヴィングも含め、色々遊べるボードだと感じました。
「BATALEON EVIL TWIN(バタレオン エビルツイン)」
良いボードです。
おわりに
最後に、僕の最終的な結論です。
「NOVEMBER ARTISTE(ノベンバーアーティスト)」最強!!
これを、再認識した1日でした!!(笑)
これは、完全に僕の好みの問題ですが、コンベックスソールにおける、ターンの滑らかさ(スムーズさ)は、素晴らしいです。
ヌルヌルとターンできます。
ここが決め手でした。
やはり、「日本人が、日本人のために、日本で作ったスノーボード」が、僕は好きです!!
繰り返しますが、完全に僕の好みです!!(笑)
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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