グラトリの「ヒール抜けFS180」はオーリーとライン取りが重要

当サイトは、アフィリエイトプログラムを利用し、商品やサービスを紹介しています
スポンサーリンク

CABサイドギャップ、たんばら

この記事では、スノーボードにおける「フロントサイド180(ヒール抜け)」の始め方と練習方法について紹介しています。

 

次の3つが慣れてきたら、ぜひチャレンジしてみてください。

  • レギュラースタンスのフリーライディング
  • レギュラースタンスのオーリー
  • スイッチスタンスのフリーライディング

 

なお、「レギュラースタンス」を想定して書いています。

「グーフィースタンス」の場合は、うまく読み替えてください。

僕の、すっごくやられまくった「15年を超えるスノーボード経験」をもとに書いています。

まずは、その場で「FS180」をやり込んでおく

FS180にはじめてチャレンジするときは、いきなり滑りながらやるのではなく、フラットな場所(止まった状態)でやってみましょう。

 

ボードをフラットに踏み、重心を(前足4・後ろ足6)にして立ちます。

FS180フラット(1)

前肩を閉じ、膝を落として、伸び上がる準備をします。

なお、前肩を閉じるのは、スピンするための「タメ」をつくるためです。(いわゆる、先行動作ってやつです)

FS180フラット(2)

閉じていた前肩を開きながら、両足で真上に飛び上がります。(両足ジャンプでOK)

FS180フラット(3)

飛び上がったら、前足と後ろ足を入れ替えるように、スピンします。

後ろ足を前に送ることを意識すると、回しやすいと思います。

FS180フラット(4)

 

この一連の動作を何度も行っておくことで、FS180(スピン)の感覚を体に覚えさせることができます。

滑りながらのFS180(ヒール抜け)はライン取りが重要

その場でのFS180に慣れてきたら、次は、滑りながらのFS180にチャレンジしてみましょう。

FS180に限らず、スピントリックは、ライン取りがすっごく重要です。

 

次の図のようなライン取りで、FS180をやってみましょう。

最初は、ゆっくりなスピードから始めて、徐々にスピードを上げていきましょう。

FS180(ヒール抜け)練習法

グラトリでの「FS180(ヒール抜け)」の流れですが、

  1. 重心は「前足4・後ろ足6」を意識
  2. ライン取りをしっかり行う
  3. ボードをフラットにすることを意識し、ヒールエッジ側のボード面に乗る
    ⇒ヒールエッジに乗らないこと
  4. その場でのFS180同様に、前肩を閉じ、しっかり膝を落として「タメ」をつくること
  5. 前肩を開きながら、軽くオーリーし、真上に飛び上がります
    ⇒後ろ手で、アッパーカットするようにすると、回転力が強くなります。
  6. 前足と後ろ足を入替るようにスピンする
  7. 着地はトゥーエッジを意識する

って感じです。

 

なお、ヒールエッジ側のオーリーが上手くできない人は、オーリーの練習が足りないってことです。

こちらの記事を参考に、「3種類のオーリー」をやり込んでみてください。

3種類のオーリーを使い分けて、スノーボードをもっと楽しむ!

ゲレンデ内のギャップを使って「FS180(ヒール抜け)」をやり込む

滑りながらのFS180に慣れてきたら、ゲレンデ内のギャップを使って、FS180で遊んでみましょう。

ギャップで遊んでおくことで、キッカーでのFS180が簡単になります。

ヒール抜けFS180

低い姿勢でアプローチします。

ヒールFS180サイドギャップ(1)

前肩を開きながら、しっかり踏み切ります。

その際、後ろ肩を斜め上(前)に送るようにすると、体が遅れづらくなります。

ヒールFS180サイドギャップ(2)

空中に出たら、しっかりを膝を引きつけます。

理想は、ピークで90度です。

ヒールFS180サイドギャップ(3)

着地にボードを合わせていきます。

体が遅れないように、前肩(右肩)を被せていきます。

ヒールFS180サイドギャップ(4)

しっかり、膝を使ってランディング(着地)します。

ヒールFS180サイドギャップ(5)

ランディング後は、何事もなかったのように、滑り去ります。(笑)

ヒールFS180サイドギャップ(6)

ヒール抜けハーフキャブ(スイッチFS180)

「グーフィースタンス」のFS180のイメージづくりの参考になればと思い、ハーフキャブの画像を載せておきます。

CABサイドギャップ(1)

低い姿勢で「タメ」をつくります。

CABサイドギャップ(2)

前肩を開きながら、しっかり踏み切ります。

CABサイドギャップ(3)

空中に出たら、しっかり膝を引きつけます。

CABサイドギャップ(4)

着地地点を見ながら、ボードを合わせていきます。

CABサイドギャップ(5)

膝をしっかり使って、ランディング(着地)します。

CABサイドギャップ(6)

まとめ

ここで、FS180(ヒール抜け)の練習方法と注意点についてまとめておきます。

  • 3種類のオーリーをやり込む
  • ライン取りを理解する
  • 前肩を閉じ、低い姿勢で「タメ」をつくる
  • 軽いオーリーで踏み切り、前足と後ろ足を入れ替える
  • 体が遅れないように、前肩(右肩)を被せる

 

グラトリのFS180(ヒール抜け)は、「3種類のオーリー」と「ライン取り」をマスターしておくことで、結構簡単にできます。

「FS180が安定しないんだよ・・・」という人は、基本に戻ってみると、いっきに症状が改善するかもしれませんよ。

【関連記事】

オーリー記事のまとめ【オーリー安定化理論(コツ)】
スノーボードにおいて、「オーリー」とは、すべてのトリックの基本となる技です。 オーリーの安定度が、そのまま「すべてのトリック」の安定度に影響を及ぼすと言っても過言ではありません。 1つ1つの動きと、自分のクセを理解し、オーリーのレベルを上げ...

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

 

【あわせて読みたい】

コメント

タイトルとURLをコピーしました