スノーボードにおいて、「スタイル」という言葉は、頻繁に使われます。
「スタイルを入れる!」
「スタイルがヤバイ!」
「スタイルが出る!」
などなど。
このブログでも、「スタイル」という言葉は、使わせてもらってます。
僕の場合、スタイルとは、「個性」「独自性」「着こなし」という意味合いで使うことが多いです。
ただ、この「スタイル」という言葉は、様々ところで使われており、何が正しいか、なんてない気がします。
そこで、この記事では、スノーボードの「スタイル」という概念を語る上で、外すことのできないライダーである、
スノーボード・レジェンド
「ジェイミー・リン」
の過去のインタビューから、スノーボードの「スタイル」について考えてみました。
スタイル(style)とは
意味
まずは、スタイルを辞書で調べてみますと、
(文芸・建築などにおける時代・流派などの)様式、風(ふう)、流、(行動などの独特な)やり方、スタイル、…風に、文体、話しぶり、思想の表現法、(服装などの)スタイル
出典:英和辞典「Weblio辞典」
と出てきます。
使い方の幅が広いですよね。
使われ方
次に、「スタイル」という言葉がどんな風に使われているか思い浮かぶ範囲で考えみます。
- ライフスタイル
- ワークスタイル
- ヘアースタイル
- ファッションスタイル
- ジャパニーズスタイル
- スノースタイル(雑誌)
結構、名詞なら何にでもスタイルって付けられる気がします。
- 読書スタイル
- 腰パンスタイル
- 大人スタイル
- 夏スタイル
- キモスタイル
- マザコンスタイル
- 中年スタイル
- 田舎スタイル
- ダサスタイル
- おれの子育てスタイル
- おれのフラれスタイル
「スタイルを貫いている」なんて使われ方もしますね。
どうでしょうか?
「スタイルっ」ていう言葉が付くと、なんかカッコいい響きになりませんか?
「こだわってますよ!!」って感じです。
ジェイミー・リンの「スタイル」
考え方
スタイルとは自分自身のこと
よいトリックと悪いトリックの違いは、「結局のところスタイルしかない」
スタイルとは自分ならではの自然体ってこと
がむしゃらに無理をして特定のトリックを出そうとせず、その純粋な情熱に任せたときに自ずと出てくるトリックこそが、その人のスタイルだと思う出典:トランスワールド スノーボーディングジャパン
アーティストとしての「ジェイミー・リン」
ジェイミーが搭乗するボードは、すべて自らが描いたグラフィックデザインとなっています。
日本でもアート展が開かれたほど。
こんなに目立つボードはないんじゃないかな!?
飛び(エアー)は、ソールデザインが重要ですから!
ジェイミー・リンのオススメ動画
これは、僕が狂ったように見た動画です。(笑)
画質は・・・ですが、ジェイミー・リンのスタイルを知るには、最高の教科書だと思います。
RPM
超レイトのFS360は、当時衝撃を受けましたね。
ゲレンデ遊びのイメトレにも、いいと思います。
Stomping Grounds
インゲマーバックマンの特大のメソッドから入る動画です。(当時は世界一高く飛んだ映像です)
17分過ぎから、ジェイミー・リンのパートです。
他の出演ライダーも、ヤバイですよ。
Viva Sessions
ウェアメーカーのセッションズが出した動画です。
結構長いパートで、見ごたえありますよ。
まとめ
スノーボードにおける「スタイル」とは、スノーボーダー1人ひとりの「こだわりから出る個性」なんだと思います。
「スタイル = かっこいい」でもありません。
かっこいいという感覚も、人それぞれです。
自分が、かっこいいと思えるものを追求していった先に、あるものが「スタイル」であり、自分を表現する手段なのかもしれません。
最後に、「ジェイミー・リン」のステキ過ぎる言葉を!!
スノーボードをポジティブな自己表現のツールだと思って欲しい。
俺が今でもスノーボードが大好きなのは、スノーボードをやっていると笑顔になれるし、ハッピーになれるからなんだ。
それ以外はさして重要なことじゃないんだよ
出典:トランスワールド スノーボーディングジャパン
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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