「失敗とは学びである!」なんて言われたりしますよね。
オリンピック選手が出演しているCMでも流れていたりしますし。
また、トーマス・エジソンの名言で、こんな言葉もありますね。
「私は失敗したことがない。ただ、1万通りのうまく行かない方法を見つけただけだ。」
成功者とは、チャレンジし続け、都度、何が悪かったのかを考え、改善し続けたからこその結果なのだと思います。
スノーボードでも同様のことが言えると思います。
ほんと、「失敗から学ぶ」って、とても大切です。
だからといって、ただ、失敗を繰り返すだけでは、上達しません!
失敗した理由を自分なりに分析し、改善を繰り返すことが重要です。
また、仲間からのアドバイスも新たな「気づき」を得る有効な方法です。
自分のできないことを知り、謙虚に耳を傾けるのも成長の第一歩だと思います。
そこで、この記事では、僕たちの失敗ジャンプを題材に、キッカーにおける失敗・対策(分析)を行っていこうと思います。
僕たちと同じ過ちを犯さないように、ぜひ、チェックしてみてください。(笑)
キッカーにおける主な失敗
キッカーにおける失敗は、主に2つに分けられます。
1つ目は「アプローチスピード」、2つ目は「抜け」です。
アプローチスピード
アプローチスピードとは、キッカーに進入するときのスピードです。
速すぎると、ランディングバーンを超えてしまい、逆に遅すぎると、テーブルに落ちてしまいます。
キッカーが大きくなると、どちらも想像を遥かに超えるダメージを追いますので慎重に見定めてください。
【関連記事】
アプローチスピードの失敗画像は、こちらの記事でまとめています。(体張ってますよ~)
⇒マネしちゃダメ!キッカーへのアプローチスピードが原因の事故【画像で紹介】
キッカーへのアプローチスピードの決め方は、こちらの記事を。
抜け
抜けとは、キッカーを飛び出す瞬間のことです。
キッカーにおいては、抜けが非常に重要です。
抜けで、その飛びの8割が決まると言っても過言ではありません。
それでは、失敗パターンを見てみます。
1.ヒールエッジが抜けた
アプローチから抜けにおいて、ヒール(かかと)エッジ側に加重がかかり過ぎていると、キッカーのRからくる重力(G)により、ヒールエッジが抜けてしまいます。
ヒールエッジが抜けると、この画像のようになります。
想像いただけると思いますが、後頭部、背中、腰を強打します。
超危険です!!
2.トゥエッジが抜けた
アプローチから抜けにおいて、トゥ(つま先)エッジ側に加重がかかり過ぎていると、キッカーのRからくる重力(G)により、トゥエッジが抜けてしまいます。
トゥエッジが抜けると、顔から落ちます。
ヒールエッジが抜けるよりは、恐怖は少ないですが・・・
なお、エッジが抜けた後は、時間が止まって感じます!
できれば、何とかボードから着地できるようにあがいてください。(ボードから着地できれば衝撃はかなり緩和されます。)
どうしようもなければ、祈ります!!(笑)
怪我を回避するためにも、必ず、ヘルメットなどのプロテクターを着用しましょう!
【関連記事】
ヘルメットについては、こちらの記事を。
⇒ヘルメット【スキー・スノーボード】の重要性と正しい(かっこいい)かぶり方
対策(分析)
以下のポイントをチェックし、改善してみてください。
- アプローチスピードは適正か?(スタート地点の見直し)
- キッカーのRに対して、オーリーが強すぎないか?
- アプローチの姿勢が高すぎないか?
- ライン取りが、大きすぎないか?
- しっかりボードを踏んでいるか?
- 心は折れていないか?(ビビると後傾になります)
【関連記事】
ライン取りについては、こちらの記事を。
⇒ストレートジャンプ(エアー)における【ライン取り】の重要性
まとめ
安定したエアー(ジャンプ)を決めるには、「抜け」を極めるしかありません。
抜けを極めるためには、基本的なことを1つずつ積み重ねていくことが大事だと思います。
そのためには、フリーライディングを徹底的にやるしかないです。
僕自身、フリーライディングをほとんどしないで、キッカーばかりを練習してきました。
近道をしてたつもりが、とてつもない遠回りをしていました。
なぜなら、キッカー(飛び)が、ぜんぜん安定しないのです。
キッカー(飛び)が安定しないということは、トリックが上達しないということです。
つまり、飛び系ライダーにとっては、致命的です・・・
それから、本気でフリーライディングをするようにしました。
そこからです、一気にキッカーの抜けが安定したのは!!
なお、スノーボードにおいて「抜けの美しさ」は見ている人を魅了します!!
世の中には、こんな女性がいるぐらいです。
「好きな男性のタイプは、抜けの綺麗な人です」
「それは、つくり話でしょ!?」って思ったひとーーーーーーーーー???
マジいますから、ほんと、マジいます!!
嘘じゃないっす!(笑)
ぜひ、抜けを極めて、安定したエアー(ジャンプ)と、モテボーダーの称号を手に入れてちゃってください!!
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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