イメージしてください。
「快晴のパウダー」
いま、顔が「にやけた」あなた・・・中毒症状が出始めています。
病んでますね。(笑)
でも、その気持ち、すごく良くわかります。
そうなんです。
「パウダー(新雪)」って、超魅力的で中毒性が高いんです。
ただ、パウダーライディングは、普通のフリーライディングと違い、難易度が高いのが問題なんですよね。
ちなみに、僕の妻は、パウダーが大嫌いです。(8mキッカーを飛ぶくせに・・・)
理由は、「ノーズが埋まり、ボードが滑らないから!」です。
って、初心者か!?(笑)
そこで、僕の妻のように、パウダー嫌い(苦手)な、あなたでもパウダーをノリノリで楽しめる方法についてまとめておきます。
パウダーって何だ?
パウダーは、「山の神様からのご褒美(贈り物)」です。
せっかくの贈り物を受け取らないのは、バチがあたります!!
有難く(ありがたく)受け取り、山の神様にパウダーで遊んだときに生まれる「笑顔」をお返しするべきです。
人として、いただいたらお返ししないといけないですよね。
パウダーってどんな雪?
一般的には、水分が少なく、さらさらした粉雪のことだと思いますが、新雪(降ったばかりの雪)全般を指すことが多いですが、深雪(深い雪)をイメージする人が多いのではないでしょうか。
なお、圧雪されていない、降ったばかりの雪は、ボード操作が難しい上に、スピードが出ません。
パウダーの魅力
「滑りづらい雪なのに、なんでそんなに魅力的なの?」って思いますよね?
いくつか僕が思うパウダーの魅力を紹介します。
- 誰も滑ってないバーンに、自由にターンを刻んでいく優越感
- 「フワフワ」する滑り心地と浮遊感
- プロスノーボーダーが滑る「バックカントリー」への憧れに対する小さな達成感
パウダーの滑り方
基本的な考え方
ボードが埋まらないように、常に、後ろ足に重心を置き、テールを踏むことで、ノーズを浮かせます。
慣れてきたら、前足と後ろ足の加重のバランスを調整してみましょう。
パウダーでボードを走らせるには、ノーズが埋まらないギリギリのバランスで滑ることです。
ぜひ、何度も埋まりながら、試行錯誤してみてください。
必ず、最高のポジションに出会えるはず!!
なお、後ろ足に重心を置くことで、ボード操作が非常にしづらくなりますので、フリーライディングにおいて、「後ろ足重心で滑る」練習をしておいてください。
また、ボードのセッティングを変えてみるのも、手だと思います。
強めにセットバック(ボードのテール寄りに、ビンディングを取り付け、ノーズを長めにとること)をいれてみましょう。
劇的に、滑りやすくなりますよ。
なお、ビンディングのセッティングについては、こちらの記事を。
注意点
圧雪されたバーンを滑るように、パウダーを滑らないでください。
必ず、ノーズが沈み、ボードが埋まります。
滑るときの意識としては、膝と腰を下げ、低い姿勢でターンを行ってください。
パウダーによる、ボード操作のしづらさを緩和できます。
パウダーを滑ったあとは、想像以上に疲れます。
特に、後ろ足の太ももが「パンパン」になります。
逆に言えば、この太ももの疲れも、パウダーの魅力なんですけどね。(笑)
それでも、パウダーが嫌い(苦手)な場合
上記の注意点を見ても、まだ、「山の神様からの贈り物」を受け取れない場合は、最終兵器である「パウダーボード」を試してください。
各メーカーさんから、多数のパウダーボードが出ておりますので、色々探してみてください。
なお、パウダーボードは、普通に滑っても、ノーズが自然と浮き、ノリノリでパウダーを楽しめます!!
これでダメなら、僕はお手上げです・・・(笑)
ちなみに、パウダーボードについては、こちらでご覧ください。
【関連記事】
おわりに
パウダーは、山の神様からのご褒美(贈り物)と言いましたが、そのなかで、最上級の贈り物が「快晴のパウダー」です。
もはや、「奇跡としか言いようがない、スペシャルデー」です!!
そんな奇跡の日を満喫できるよう、パウダーライディングを磨いていきましょう。
そして、最上級の贈り物をいただいたなら、きちんと「感謝」をしてから、下山してください。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
【あわせて読みたい】
コメント